ここから本文です

ワイルド・アット・ハート (1990)

WILD AT HEART

監督
デヴィッド・リンチ
  • みたいムービー 123
  • みたログ 1,117

3.43 / 評価:269件

文明社会だからこそ咎められる純粋な愛とは

  • hoshi595 さん
  • 2020年5月21日 3時35分
  • 閲覧数 382
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

過激な愛の逃避行を描いたバイオレンス・ロマンス。監督は、「ブルー・ベルベット」や「マルホランド・ドライブ」など不思議な世界を扱ったら超一流のデヴィッド・リンチ。そして、主演は「リービング・ラスベガス」でアカデミー賞主演男優賞受賞し大ブレークする前のニコラス・ケイジと役者が揃った。

物語は、原始時代なら当然なサバイバルと愛する女を守る行為が、文明社会ゆえに犯罪になってしまう有様を描きながら、心は純粋に一人の女性を愛する男の生き様が描かれて行く。逃避行がロードムービーになっていてハラハラさせられるのもデヴィッド・リンチ監督流かもしれない。

相手役には「ジェラシック・パーク」シリーズで知られるローラ・ダーンが扮しているが、彼女と共演の一人であるイザベラ・ロッセリーニは「ブルー・ベルベット」にも出演していてデヴィッド・リンチ監督のお気に入りと思われる。他では、「ストリート・オブ・ファイアー」のウィレム・デフォーも登場する。

本作品は、1990年のカンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞しているのだが、デヴィッド・リンチ監督作品の中では、今一つ切れが悪い作品に思える。いつも挿入歌で独特の雰囲気を演出するのも特徴の一つで、本作品では「ラブ・ミー・テンダー」が効果的に使われてはいるものの、他の作品より劣る。

それでも、ニコラス・ケイジとローラ・ダーンの熱愛劇は激しく熱い情熱が迸る。ハイウェイを突っ走る車にも似た情熱的愛情の表現は、本来の人間らしさを表わしているのかもしれない。ある意味過激なお伽話と言えるが、男と女の心情が良く描かれていて小気味良い。決して忘れてはいけない情熱がここにある。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 不気味
  • 切ない
  • セクシー
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ