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ワイルド・エンジェル (1966)

THE WILD ANGELS

監督
ロジャー・コーマン
  • みたいムービー 8
  • みたログ 45

3.85 / 評価:13件

一時的な自由の終わり

  • 文字読み さん
  • 2010年2月18日 23時25分
  • 閲覧数 428
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

1966年。ロジャー・コーマン監督。自由を求める暴走族のリーダー(ピーター・フォンダ)だが、ある日警察とのチェイスで親友が撃たれて病院に。手術のあとに逮捕されるのを防ごうと病院から奪いだすが、親友は死んでしまう。その死でリーダーは「自由」の意味を悩み始めるという話。

粗い編集でうんざいしそうになりますが、暴走族が決して一枚岩でないこともきちんと描かれていてそれなりに見せます。特に、死んだ親友の葬式をする教会でのパーティは、死者は棺から出すわ、牧師を縛り上げるわ、カップルは相手を変えるわ、レイプはあるわ、ドラッグはあるわ、のまさに一時的に秩序がなくなるカーニバル状態。それが一時的な「自由」であることの苦さもしっかり描かれています。

警察が迫るなか「no where to go」とつぶやいて親友の墓を掘るピーター・フォンダには、一時的な自由の終わりを儀式として遂行する気高さが。親友の死によってそれまで能天気に唱えていた「自由」の真の苦さ(自由などどこにもないこと)を知る男の話でした。

詳細評価

物語
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