私は死にたくない

I WANT TO LIVE!

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私は死にたくない
4.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(12件)

悲しい18.5%絶望的18.5%恐怖14.8%切ない14.8%知的14.8%

  • sno********

    3.0

    印象の怖さ

    ヒロインは感化院育ち、売春婦であり、偽証罪で逮捕歴もある、そんな過去や、逮捕のとき刑事に対する反抗的態度、そういう事が彼女への冤罪につながっていく。マスコミもはじめから彼女を殺人犯と決めつける。それにしても殺人の物的証拠もなく、ただ仲間の証言だけで、殺人犯にされ死刑判決とは、この当時はこんないいかげんな裁判や取り調べだったのかと驚く。ガス室による死刑執行シーンがかなり細かくリアルでした。とにかく後味の悪い映画です。

  • le_********

    4.0

    後半からのシリアスな展開をどう見るか

    監督:ロバート・ワイズ、脚本:ネルドン・ギディング、ドン・マンキーウィッツ、撮影:ライオネル・リンドン、編集:ウィリアム・ホーンベック、音楽:ジョニー・マンデル、主演:スーザン・ヘイワード、1958年、120分、原題:: I Want to Live! スーザン・ヘイワードがアカデミー主演女優賞を受賞した作品。 監督は、「市民ケーン」(1941年)、「キャット・ピープルの呪い」(1944年)、「ウエスト・サイド物語」(1961年)、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)で知られるロバート・ワイズ。 無実の罪で収監され、死刑を執行された女性バーバラ・グレアム(スーザン・ヘイワード)の物語。本人の手記と、種々のレポートや記録などを照合して映画化した作品で、いわば実話である。 バーバラ・グレアムはジャズ好きで、ジャズバーに出入りし、その隣のホテルに、男としけ込むような生活を送っていた。ある男と結婚するが、その後別居してしまう。 ある老婦人が殺害された現場に、バーバラもいたということで、殺人の共犯とされるが、そのときバーバラは別のところにいて、夫と喧嘩をしていたのである。ところがその後、夫は失踪してしまったため、バーバラのアリバイを証明する者がおらず、実際に殺人を行った二人の男のニセの証言で、バーバラは捕まったのだ。 映画は、実在するバーバラ本人の手記などに基づいているため、逮捕後、特に後半は、バーバラ中心のストーリーとなっていく。裁判があり、有罪となり、再審も認められず、処刑が延期されながらも、ついにガス室で死刑執行されるまでが描かれる。 この、一見奔放だが、人間としての倫理観はもっているバーバラという女性のキャラクターは、演じる上で、また演出する側として、かなり難しかったであろうと推察される。このキャラを演じ切ってのアカデミー賞受賞ということなのだろう。人を信頼し、また裏切られることを繰り返すバーバラに対し、むやみに同情するつくりとはなっていない。 手記や記録に基づき、事実をそのまま描き出しているので、前半に展開されるエンタメ性は少しずつ封じ込められ、後半から終盤にかけては、弁護士ら多くの人々との関わり合いのなかで、シリアスな展開に絞られる。このあたりをどうとらえるかにより、評価は変わってくるだろう。 前半のストーリー展開は猛スピードといってもいいくらいだ。おそらく、無実の罪で死刑を宣告されたバーバラという女性の、必死の抵抗ぶりに焦点を当てるためであろう。 カメラは、バーバラのいろいろな表情・姿を、ヴァラエティに富んだアングルで捉えている。ガス室での処刑の準備や器具類の撮影など、ディーテイルにこだわってもいる。

  • 一人旅

    5.0

    発掘良品を観る #562

    TSUTAYA発掘良品よりレンタル。 ロバート・ワイズ監督作。 実在の死刑囚:バーバラ・グレアムの最期を描いたドラマ。 名匠:ロバート・ワイズが、記者:エドワード・モンゴメリーによる記事を基に、実在の女性死刑囚:バーバラ・グレアム(1923-1955)を描いた実話を基にした“社会派法廷ドラマ”の傑作です。 老婦人を殺害した男達と偶然一緒にいたことから、殺人の嫌疑をかけられ起訴された挙句、アリバイを裏付ける証人の助力も得られないまま、毒ガスによる死刑判決が下されてしまった前科者の女:バーバラ・グレアムを描いた作品で、死の恐怖と現実が加速度的に押し寄せてくる不条理&スリリングな作劇に片時も目が離せない内容となっています。 アンドレ・カイヤットの傑作『裁きは終りぬ』(50)の様に、人が人を精確に裁くことの難しさを投げかけた社会派ドラマで、冤罪であるにも関わらず淡々と死刑判決が下され、刑執行の瞬間まで独房で耐え抜くバーバラの極限の恐怖を共体験する作品となっています。毒ガスによる死刑執行の過程を丹念に描くことで、国家が法に基づいて粛々と人を殺す死刑制度のリアルな感覚を現出することに成功した傑作で、本作がバーバラの死刑執行後わずか3年後に制作されたという点にも目を見張ります。バーバラに関する人々の記憶が薄くなってしまう前に、アメリカの陪審員制度&死刑制度に映画という媒体を通じて一石を投じる狙いがあったのでしょう。 幼い我が子を遺したまま孤独に死んでゆくバーバラを演じたスーザン・ヘイワードがお見事で、完全な善人ではないが死刑に値するほどの悪人では決してない人柄を粗野と繊細を入り混ぜた熱演で体現しています。

  • tot********

    4.0

    やるせない、何回もは観たくない作品・・・

    殺人の罪を着せられた、ちょい悪女。そうです、ちょっと悪い女なんです。でも人殺しなんてできる女ではありません。そこまでのホンモノではないのです。警察、検事、マスコミ・・・決めてかかっているのか、事件をさっさと片付けたいのか。罠にはめられどんどん追い込まれる主人公。味方であるべき主人公の弁護士もひどいね、よっぽどの能なしか、よっぽどのワルだね。処刑場の女性監視人、この人の心配りにちょっとだけ救われました。主人公の最後に小さくつぶやくような一言が悲しい。

  • dtm********

    4.0

    ネタバレスーザン・ヘイワードの熱演

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第31回

主演女優賞

NY批評家協会賞第24回

女優賞

ゴールデン・グローブ第16回

女優賞(ドラマ)

基本情報


タイトル
私は死にたくない

原題
I WANT TO LIVE!

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-