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渡るべき多くの河 (1955)

MANY RIVERS TO CROSS

監督
ロイ・ローランド
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3.00 / 評価:2件

面白さはいまひとつ

  • rup***** さん
  • 2017年4月23日 22時36分
  • 閲覧数 311
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

風来坊の毛皮猟師ブッシュロッド(ロバート・テイラー)に一目惚れしたメアリー(エリノア・パーカー)が、彼と何としてでも結婚したいと意気込んで、彼を捕まえ、父親や兄弟たちとも手を組んで無理矢理結婚に漕ぎつけるものの…。

製作がMGMミュージカルを数多く手掛けたプロデューサーの1人であるジャック・カミングスで、カミングスが前年に製作した「掠奪された七人の花嫁」の男女逆転版のような雰囲気も感じられるのですが、テイラーやエリノアがちょっと歌を口ずさむ場面はあってもミュージカルではないので、前作のような華やかさには欠けています。

また、ロイ・ローランド監督の演出に間延びしたところが多くて、コメディとしての面白さがあまり感じられませんでした。
例えば、ヴィクター・マクラグレンが演じているメアリーの父親が老眼なのに眼鏡をかけようとしないのを見かねて、射撃大会の時に、眼鏡をかけて的を見るよう仕向けるシーンなんかはもっと笑いが生まれそうなものなのに、さらっと流れてしまっています。
さらには、終盤で、ショーニー族に襲われたメアリーを助けにブッシュロッドがやってきた場面でも、ブッシュロッドが敵と取っ組み合いをしているのを見て、メアリーが加勢に入ろうとして逆にブッシュロッドの邪魔をすることになってしまうといった珍場面も、ただ3人がもつれ合ってごちゃごちゃやっているように見えるだけで、あまり笑える場面になっていません。
これをハワード・ホークスあたりが演出したら、もっと面白くなったのではないかなという印象を受けました。

エリノア・パーカーにしては珍しいコメディ作品ではあるものの、硬派一筋のロバート・テイラーに対して、美人女優でありながら演技派でもあるエリノアが本格的に芝居でコミカルにみせようとしているのが自然な面白さにつながっていないようにも思えます。
また、メアリーに全く興味を示さないブッシュロッドを観ていると、強引に束縛しなくても、超絶美人のエリノア・パーカーがそのまま女の魅力を前面に押し出せば男はイチコロなんじゃないか(笑)と思ってしまうので、エリノアの美しさが逆に物語に説得力をなくしている感じがしないでもありませんでした。

「掠奪された七人の花嫁」の7人兄弟のうち、ラス・タンブリン(「ウエスト・サイド物語」のリフ役が有名)とジェフ・リチャーズ(ダンサーではないので「掠奪~」のダンスシーンではほとんど踊っていなかった人)の2人がメアリーの兄弟として本作にも出演していますが、あまり目立たない役でした。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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