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悪いことしましョ! (1967)

BEDAZZLED

監督
スタンリー・ドーネン
  • みたいムービー 5
  • みたログ 6

2.75 / 評価:4件

憎めないけど悪魔なヤツ。いるいる(笑)

  • ser***** さん
  • 2008年12月17日 19時22分
  • 閲覧数 319
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

 もう師走も半ば。つまりもういくつ寝るとお正月~、って季節である(笑)。
で、お正月と言えば恒例の初詣。その時だけ信心深い気持ちで神様に今年こそいい年で、なんて祈ってみたところでおさい銭は多分不景気のせいもあって小銭の山。こんなんで本当に願い叶えてもらおうなんて、なーんて日本人は甘ったるい人種なんでしょう(笑)。私が神様なら『もっとはずまんかい!ワレェ!』って言いたくもなる日本人の偽善者ぶりは今更文句を言ったところで直るものでもないが、だったら悪魔にでも魂を売ったら売ったで日本中は犯罪の嵐。うーん、他力本願てのは難しいものです(笑)。でももしかして神様よりも悪魔に魂を売ったほうが楽になる!?

 この映画はそんな悪魔に魂を売る契約をした内気な青年を描くドタバタ喜劇。いや、実はものすごくオフビートな面白さを持つ傑作喜劇である。ブレンダン・フレイザーでリメイクされた作品よりもものすごく洗練されていて、今見てもこちらの方が断然面白い!これなら孤独な青年も断然悪魔を友達にしたい(?)、そんな妄想さえ抱かせてくれるサイケな悪魔映画だ(笑)
 
 内気なゆえに好きな女の子にも告白出来ない青年(ダドリー・ムーア)の元に突然現れた悪魔と名乗る青年(ピーター・クック。こいつサイコー!)が魂をもらう契約をする代わりに6つの願いを叶えてくれる。もしそのシチュエーションが気に入らないなら《ブー》と口で鳴らせば元へ戻れる。で、その願いを叶える時の掛け声が《ジュリー・アンドリュース》(爆)
と、いうわけで何度か好きな女の子と結ばれるために願いを叶えようとする青年だが、いつも肝心な時にこの《悪魔》が邪魔をする(笑)。まったくユーデビル!なヤツである。
なのに何故か妙に憎めないんだな、この悪魔君が。

 で、思い返せば身の回りにこんなヤツ、いるいる(笑)。悪意はないんだろうけど、やってる事が悪魔的(笑)。友達の恋の相談に乗ってるくせに相手をとっちゃったりとか、飲みに行こうとか誘うくせにいざ支払いとなると姿消してるヤツとか(爆)。でもそんな人間なのに何故か妙に憎めない。世渡り上手というのか怖いもの知らずというのか、日常にでもいそうな等身大の悪魔君。この映画の悪魔ピーター・クックもそんなヤツ。孤独で自殺まで考えるダドリーの世話を焼くくせに、いざとなると悪魔の顔を出してしまう。そのくせケロッとしてる。うーん、こーいう役を素で出来る役者、そーざらにはいません!(笑)実際、リメイク版はこの役が官能的なお姉ちゃんが演じていたためにいかにもハリウッド的ベタな話となっていたっけ。この映画はイギリスで製作されたせいか、そのあたりは当時の時代にそった風俗描写も巧みで、今見てもカッコいい、といった趣。モンティ・パイソンなんかが好きな人にはおすすめ、って映画です。

 でも残念ながらこれ、DVD化されてないんだよなあ。
 実に惜しい!
 神様、だからお願い!50円おさい銭あげるからこのDVD出して下さい!

 やなこった!悪魔に魂を売る映画なんか出してやるもんかい!
 神様の答えは多分こーでしょう(笑)
 てなわけでもし出たら多分4千円弱。願いはそー簡単に叶わぬのである(笑)
 だったら悪魔にでも頼むかなあ・・・

 ちなみに悪魔の手下役で登場する60年代最高のグラマー女優、ラクエル・ウェルチは本当にサイコーです。リメイク版のエリザベス《悪魔》ハーレー嬢よりセクシー度はこちらが上。ファンなら必見です。


 

詳細評価

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