乙女の祈り

HEAVENLY CREATURES

100
乙女の祈り
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(23件)


  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレThe映画。ピーター・ジャクソンの最高峰。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • カーティス

    4.0

    瑞々しい少女たち

    想像力豊かで内気な女の子と、想像力豊かで陽気な女の子の出会いから始まる実録青春ドラマ。2人の少女のたわいもない戯れが、親たちの善意が裏目に出たり、不幸な偶然が重なったりして最悪の事態に至るまでをテンポよく描いています。 実録ものにありがちな淡々とした演出ではなく、カメラ動かしまくり特撮使いまくりの派手な演出なのですが、それが「夢見がちな少女たちの物語」にうまくマッチしていて、最後まで一気に見せられてしまいました。 大きな見どころは主演2人の好演です。今でいうところの中二病?みたいな、不安定で自意識過剰で夢見がちな、思春期特有の感情を瑞々しく表現していました。 とくにメラニー・リンスキーの演技が生々しくて良かったですね。冒頭で、マリオのレコードを聞くときに嬉しそうにそわそわしているところとか、「ああこういう人いるわ…」と思ってしまうような生々しさでゾクゾクしました。

  • sav********

    3.0

    依存せずにいられない関係

    実話が基ということで興味がわきました。 1人は出所後、ベストセラー作家になったというのだから 世の中はとても奇怪です。 少女ふたりの微妙なブスさ加減が思春期を醸し出していて雰囲気がありました。 (それでもケイト・ウィンスレットは寄ると大変美人ですが) 求められる嬉しさから大して好きでもない男に抱かれたり、 大人の代表格である教師や医師に対して露骨な反発をしてみせたり、 早熟な14歳の心情がよく滲んでいるように思います。 特にメラニー・リンスキーの演技が良かった。

  • npp********

    5.0

    この美しい世界を壊してはいけない

    ポウリーンは謎めいた転校生ジュリエットと出会う。 仲良くなった2人は現実を忘れてしまうほどの幻想世界を作り上げ・・・ 『タイタニック』で有名なケイト・ウィンスレットの映画デビュー作。 この時点で周りにも引けを取らない演技力を見せる。 2人だけの美しい世界・・・ それに依存するあまり“恐るべき計画”を実行に移すことになる。 終盤はホラー映画よりも心臓に悪い。 また観ようとは思わない映画だが大きな衝撃を残した。

  • 一人旅

    4.0

    ケイト・ウィンスレットのデビュー作

    第51回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞。 ピーター・ジャクソン監督作。 空想癖のある二人の女子高生の異常な友情と狂気を描く。 50年代のニュージーランドで実際に発生した殺人事件を題材にした作品で、二人が出会い、友情を深めた末に凄惨な事件を起こすまでの過程を描いている。 内気で根暗なポーリーンに対し、イギリスから転校してきたジュリエットは快活で自己主張の強い少女。そんな対照的な性格の二人が出会い、絆を深め、やがて依存し合うようになる。二人が共有する空想の世界がファンタジックに可視化されるのが特徴で、宮殿やユニコーン、動く泥人形が次々と出現する。ジャクソン監督の手腕が光っていて、キレのある演出や作品全体が醸し出す浮いた空気感に不思議な心地よさを覚えるのだ。そのため、物語の重々しさと残酷さも幾分和らいでいる。 主人公ジュリエットに扮したケイト・ウィンスレットは本作で映画デビュー。デビュー作にして既に存在感が圧倒的で、躁状態に近い少女役を見事に好演している。

  • sig********

    3.0

  • abu********

    4.0

    いいんじゃない

    ヒロイン二人はブサイクきわまりない(笑)。 それはともかく、あの粘土の人達やら、 映像化した妄想シーンはほんとよくできてる。 パラノイアも度が過ぎると、危険ですねぇ、、、、。

  • shoko

    4.0

    思春期の少女の内面を描く興味深い作品

    4月にニュージーランドのクライストチャーチに旅行したので、クライストチャーチでロケをしたこの作品を見ようと思いました。 ケイト・ウィンスレットの映画デビュー作だということと、「ロード・オブ・ザ・リング」の監督、ピーター・ジャクソンの初期の作品だということにも興味がわきました。 題材は1954年に実際におこった殺人事件。 それもティーン・エージャーの娘が友だちと一緒に自分の母親を殺害した話、だからあまりいい気分にはなれないだろうとは覚悟のうえで。 ところがこの作品はおどろおどろしい殺人事件の記録を追うというよりも、思春期の少女たちの心の内面に焦点をあてていました。 コメディ・ホラーが出発点だったピーター・ジャクソンらしい描き方で、少女たちの幻想の世界をみせてくれます。 そうか思春期ってこういう風に感じるものなんだ、、空想と独断性と多感さと、長期展望をもたない目前の出来事への短絡的で衝動的な想い。 7歳以前の子供たちは空想の世界と共存していますが、それとはまた別の幻想と現実の世界に折り合いをつけようともがく思春期の子供たち。 私も15~6歳の頃、友だちと日記を交換したり、詩や曲を書いたりしていたことを思い出して、自分も一人前にものを考えているつもりで、実はこういう世界にいたのかなって。 この作品を作るにあたって、2人を知っているたくさんの人にインタビューをしたし、映画の独白はすべて本人の日記の言葉そのまま。 ロケーションもできるだけ実際の場所で行ったそうです。 ただ、殺人が行われた現場では、鳥の声もとまり、あまりの静けさに、ここで撮影してはいけないと感じて、少し離れた場所にうつったとのこと。 それを読んだらちょっとぞくっとして、、。そういうことってきっとあると思うので。 主役2人の素晴らしい演技で、私たちも少女たちの内面に入っていくことができます。 そしてのちの「ロード・オブ・ザ・リング」につながるピーター・ジャクソンのファンタジーのシーンは、下手すると失敗しかねないのに、とても意欲的だし、私はバランスがとれていたと思います。 実際のふたりは5年間服役したあと、二度と会わないという条件で釈放されましたが、ケイト・ウィンスレットが演じたジュリエットはアン・ペリーという名前で、スコットランドで推理小説のベストセラー作家になっています。 ちょっと複雑な気持ちになります。

  • pyt********

    5.0

    ネタバレ二人の乙女が幻視した狂気を描いた最高傑作

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • sel********

    2.0

    私には無理

    ごめんなさい、私にはこの映画は無理です。 女の子同士の恋の物語で高評価の作品を探してたどり着いたのがこの映画でしたが、期待はずれです。 あまりに独創的で個性的なために社会や学校になじめない二人の少女。 この二人の女の子に共感できれば素敵な映画に思えるのだと思いますが私はこの二人の幼さに引いてしまいまして、、、 空想にとりつかれたかわいそうな子たちにしか思えませんでした。 あと、二人が惹かれて関係を持つまでの過程があまり納得できませんでした。 同性愛というよりも、周囲から理解されないもの同士お互いに固執し縛り付けるっていう 思春期にありがちな同性の友達への異常な執着にすぎないんじゃないかと思ってしまって。 私には難しい映画でした。

  • oce********

    4.0

    一緒になれないなら、せめて…

    ピーター・ジャクソンが真の意味で芸術性を反映させた作品。 元より「ロード~」などでも見せるように特撮では評価されていたが、それに物語がついてこなかった。 これは確かに後味が悪いが、そこに行き着くまでの過程を丁寧に描いているから納得させる。 現実世界からの逃れを幻想によって表現する。 これこそがピージャクの本領で、彫像のクリーチャーなどがポウリーンとジュリエット二人だけの世界を造りだす。 女性同士の関係ということで繊細な演出がきれいに嵌る。 そしてこれがデビュー作のケイト・ウィンスレットもとても美しい。 ピージャクの世界観を語る上でも外せない一作だ。

  • man********

    2.0

    大味で不愉快なだけ

    やたらと評価が高く、ベネチアで銀熊まで取った作品、ということで 今さらながら鑑賞。 正直、全くもってつまらん作品です。 ピーター・ジャクソンはやはり凡庸なセンスの無い監督であることが よく分かった。ロード・オブ・リングもスケールでごまかしてるだけだしな。 主役の女の子二人に全く共感できなかった。最初から二人に不快感を覚えるだけで ラストの親殺しに至るまでひたすら退屈だ。二人ともぎゃーぎゃー騒ぎすぎだ。 少女特有の繊細さがもう少し描かれていれば違ったのだろうが、P・ジャクソンに そんなセンスがある訳もなく。

  • かながわ

    4.0

    15年を経て残っている印象は「女子校」

    そうそうこれこれ、「乙女の祈り!」 タイトルも詳細も記憶が朧げで「みた」に入れられなかった映画、「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレットつながりでようやく発見。 主役の2人、若い身空でこんな裸体を晒してしまって、これから大丈夫だろか…と要らぬ心配をしたことを思い出した。 それがケイト・ウィンスレットだったなんて!立派になったなあ(しみじみ)そういえばタイタニックでも「愛を…」でも惜しみない裸体。それができる人、のオファーが多いのだろうか。 なんて感想はどうでもいいけど。 15年前、この映画をみたときはもう二十歳を過ぎていた。けれども、女子校時代の空気がこんなにも色濃く蘇ってきた映画はなかった。 高校の中で、ときおり感じた、肌に馴染まない不思議な空気。 肌に馴染まない…というか、皮膚感覚で理解できるだけに遠ざけていたのかもしれない。 「トイレに連れ立って行く」女子の、小学校からの謎のエッセンス。 15年経って、観る選択をしたポイントだったに違いない2人が起こした事件も何もかも忘れていた。 ただ、蠱惑的でいて近づきたくない、女子校の空気だけが濃密に残っている。 映画の狙いがセンセーショナルな事件のレポートではなく、女子の思春期そのものであるならば、私は監督の想いにまんまと陥った。 ある意味、私はあの時間の空気を、この映画によって濃く記憶している。

  • hid********

    5.0

    思春期の頃の感情が引き出される

    見ていて遠い昔の忘れていた感情が湧き出てきました。 誰にも干渉されたくない親友との関係…、二人で共有する空想の世界…、うるさいだけではなく色々邪魔をしてくる大人達…。本当の子供達が撮影したかのように、映画は思春期のピュアであやうい感情で満たされています。ピーター・ジャクソンって純粋な気持ちの持ち主なんだろうなぁ…。 でも悲しい物語です。 二人は現在でもまだ生きているかもしれないけれど、今現在も自分達がやってしまったことを後悔しているんでしょうね。

  • pb8********

    5.0

    傑作

    冒頭とラストのおぞましさと、二人の少女の美しい幻想との対比がすごい。通常のホラーよりはるかにホラーです。

  • aki********

    3.0

    一緒にいたいだけやんな

    この子達はホンマに同性愛なんか?仲良かっただけちゃうんか?? 親たちの過剰反応がひどくて、こんなんやったらドンドン自分らの世界に入ってしまうよなぁ・・・って思った。異性でも同姓でも好きな人、自分の大事な人と引き裂かれよぉとしたら反抗してまうやろし。時代もあるんやろけど・・・切なかった。自分らの不幸の責任を誰かに負わせたくて、それがお母んやったわけやけど。考えが短絡的で、子供で。でも2人で逃げることを実行するより殺すことを選ぶのって怖かった。逃げた方がええのに。殺してどぉなると思ってんろぉ。 ケイトさんがはじけた演技をしていた。無理してそぉな気もしたけど。金持ち顔なんやろぉか。お嬢さん設定が似合うわ・・・。2人の冷めた瞳・怒りの瞳が怖かった。 追い込まれたら、こんなことまでしてまうんや・・・絶対あかん犯罪やけど。何か切ない切ない映画やった

  • ぷー

    4.0

    トラウマ映画パート1

    はじめて見たのは、15歳ぐらいのとき。 最後のシーンだけ10年近くたったいまでも、印象に残る。 大人になったいま最もみたい映画のひとつ。 当時とは違った感想になりそうな気がする。

  • aki********

    4.0

    ちょっと変な映画

    のどかで美しい田園風景から突然血まみれの少女二人の姿に。インパクトある出だし。 映像のセンスがよくてピーター・ジャクソンの才能を感じる。 粘土の人たちには、独特の気持ち悪さがあってちょっと変。

  • mei********

    3.0

    乙女たち

     1954年にポーリン・パーカーとジュリエット・ヒュームが起こした母親殺しを題材にした作品。少女を演じた二人はともに本作が映画初出演とのことですが、多感な10代の閉塞感を上手く演じていると思います。  大人からみたらほんの些細なことが少女には全世界であるかのような気がしているものです。その全世界が病気や家族の干渉によって侵されてしまったら...?  この二人の場合幻想世界は外に向かい、干渉者(と思い込んでいる)である母親を排除しようとします。幻想世界の延長ですからその行為にまったく現実感はなく、罪悪感もありません。二人の「聖少女」からみたらくだらない大人社会の住人の一人くらいいなくなっても別になんともないのでしょう。母親役の女優さんが常識的で優しい容貌なのがいたたまれません。  余談ですが、英国のミステリー作家であるアン・ペリーがジュリエット・ヒュームその人だったというのはこの映画の公開で明るみになったことだそうです。  また英国から見たら当時「辺境」ともいえるニュージー・ランドで起きたということも興味深いです。  

  • eff********

    5.0

    かなり好きな作品

    中盤のナカだるみをノゾけばかなり出来の良い作品だった。 しかしこれが実話なのか・・・・、とても実話とは思えない内容だった。 「最後のひとつよ」って言葉がかなり頭に残っている。多分ふたつの意味があったのだろう。 それはそうと主演のイギリス人女性、どこかで見たことあるかと思ったらケイト・ウィンスレットだった。 タイタニックで一躍有名になったけどこの映画の中での方が綺麗だった。

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