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噂の二人 (1961)

THE CHILDREN'S HOUR/THE LOUDEST WHISPER

監督
ウィリアム・ワイラー
  • みたいムービー 39
  • みたログ 291

3.89 / 評価:74件

重い、重すぎる・・・

  • shanti0926 さん
  • 2016年2月22日 17時29分
  • 閲覧数 1109
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

最初は「こんな事あるの???」って思いました。

子供のウソだけでここまで発展するものなんだろうか????

でも、見方を変えれば「子供だからこそそのままの事を言うもの」と
そのままそのウソを信じ込んでしまう大人もいるって事ですよね。

最初この作品を観た時にマッツ・ミケルセン主演の
デンマーク映画「偽りなき者」を思い出しました。
あちらも子供のついたウソから主人公が恐ろしい目に合っていくというお話。

無邪気だからこそ、自分達は大人に守られてる事を自然と知っているからこそ
平気でウソをつく子供達。

子供の頃は特に平気でウソをついてしまってたなんて経験は
誰にでもある事だと思います。

ただ、それによって大事(おおごと)になる事もあるんですよね。

この作品では主人公の2人が同性愛の関係であるとウソの情報を
子供が流します。

もちろん信じる大人もバカなんですけどね。

でもこの作品ではそこが重要な点ではなくて、
マーサが本当に自分が同性愛者だったという事に気づく、
というのがこの作品の一番の見所だと思います。

マーサだけではなく、告白されたカレンだってすごくかわいそうだと思います。

だって長い間仲良くしていた友人が「そういう目」で
ずっと自分を見ていたわけですから。
色んな意味でショックですよ。

だけど、マーサの苦しみのほうがもっともっと計り知れない。

特にこの時代であればなおさら。

自分が同性愛者だったと初めて気づいてしまった苦しみは本人にしかわかりません。

「あなたは悪くないんだよ」とか「異常でもなんでもないんだよ」なんて言葉が
どれだけ薄っぺらく感じるか・・・

・・・とにかくとてもとても重いテーマの作品。

ラストのカレンのどこか清々しい表情からは凛とした強さが感じられて、
こちらも強く胸を打たれました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • 悲しい
  • 絶望的
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