ここから本文です

立ち向かう男 (1953)

THE VANQUISHED

監督
エドワード・ルドウィグ
  • みたいムービー 0
  • みたログ 1

3.00 / 評価:1件

主人公が全く活躍せずに終わります

  • rup***** さん
  • 2017年9月24日 22時22分
  • 閲覧数 204
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

南北戦争後、北軍占領下にある南部の町で、下層の生まれだった男ロジャー・ヘイル(ライル・ベトガー)が民政官の役職に就き、北軍とつるんで我が物顔で町を牛耳っている。
逆らった者を白昼堂々町中につくられた絞首台で公開処刑にするシーンが冒頭にあり、凄味の利いた描写が目を惹きます。

その町で一目置かれる名家グレイソン家の息子で北軍の捕虜となっていたロックウェル(ジョン・ペイン)は、釈放後、ヘイルの横暴な行いを正すために故郷の町へ戻ってくる。

ここで、ロックウェルは正攻法を取らずに、ヘイルに取り入って部下となり、ヘイルの手先として町の人々から税を取り立てるような振る舞いをし始め、幼なじみである恋人ジェーン(コリーン・グレイ)を始め、彼の帰郷を喜んだ町の人々を困惑させることに。
ロックウェルは、ヘイルの愛人であるローズ(ジャン・スターリング)からも好意を寄せられるようになり・・・。

ここら辺までは、敵を欺くにはまず味方からといった展開で興味をそそられるのですが、監察長官をしている北軍のヒルデブラント将軍(チャールズ・エヴァンス)がヘイルのもとに現れて、ロックウェルの正体がバレてしまってからが思わず笑ってしまうような珍展開に。

ロックウェルがヘイルの罠にかかってヒルデブラント将軍殺害の犯人に仕立てられ、撃たれて負傷し逃げまわっているうちに、すべて周りの人たちが事を片づけてしまうという滑稽さ。

ジェーンが、ロックウェルが負傷して転がり込んだローズの家で奪い取られてしまった彼の無実を証明する手紙を単身取り戻しに行き、勇敢にもハサミでローズを脅して奪還に成功して彼の無実を晴らし、ヘイルの逮捕へと人々を向かわせるという有能ぶりをみせ、まるで彼女が主役の映画なのでは、と思ってしまうほど。

ヘイルはヘイルで、野心的なローズに将軍殺害の証拠を握られ、財産すべてを彼女に譲るという念書を書かされるばかりか、どさくさに紛れてローズに撃たれてあっけなく絶命という情けなさ。

結局、女性2人の大勝利といった印象ばかりが残ってしまい、違った意味で面白い作品でした。

ジョン・ペインはこの脚本に納得して出演していたのでしょうか。このヘタレな感じが安定のジョン・ペインらしさと言えなくもないのですが・・・。

活躍を見せた女性陣のうち、ジャン・スターリングは、海千山千っぽい手強そうな雰囲気だったのが、コリーン・グレイに脅されると急にか弱い女になってしまうのが可笑しいです。

一方のコリーン・グレイは普段はおしとやかなのに、やる時はやるカッコいい女っぷりを披露しているのを観られたのが収穫でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 勇敢
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ