あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(17件)
- とし
3.0点
2021年7月4日 映画 #エイジ・オブ・イノセンス/#汚れなき情事 (1993年米)鑑賞 #マーティン・スコセッシ 監督による19世紀のニューヨークの貴族階級の恋愛物語 スコセッシの恋愛映画には期待してはいけないと感じさせる映画となりました。残念! #ウィノナ・ライダー はカワイイ!
- 一人旅
4.0点
マーティン・スコセッシ監督作。 米国人女性作家:イーディス・ウォートンによる1920年発表の同名小説を名匠:マーティン・スコセッシが映像化した恋愛ドラマで、1870年代の米国社交界を舞台とした男女の儚き愛の顛末が語られます。 1870年代のアメリカを舞台に、若く美しい令嬢と婚約している主人公の弁護士が、結婚に失敗した幼馴染の伯爵夫人と再会し、奔放な性格の夫人と次第に惹かれ合ってゆく様子を描いたもので、19世紀後半の米国社交界における男女の許されない愛の行方を描いた恋愛ドラマとなっています。 19世紀後半の上流社会を再現した衣装や装飾、調度品、貴族の邸宅…と絢爛豪華な映像美で綴っていく不倫恋愛映画であり、純粋さと誠実さに満ちた婚約者がいながら伯爵夫人と秘密の逢瀬を重ねてゆく主人公の抑えきれない愛情の発露と良心の呵責が適所で挿入されるクラシックの旋律に乗せて優美に描き出されています。 欧州の流れを汲んだ19世紀米国社交界の習わしや礼儀作法、格式、文化、娯楽が緻密に再現されていて、旧い価値観に囚われた社交界で伯爵夫人だけは“新しい人”としてその他上流の人々とは対比的に描写されています。本作は、社交界という保守的・閉鎖的な世界において、社交界が強いる常識や形式から潜在的には抜け出したいと願っている主人公と既に独自の生き方を模索している奔放な伯爵夫人の禁断の愛情を絢爛な映像美の中に映し出した格式高き恋愛映画であります。 主演は名優:ダニエル・デイ=ルイスで、相手役の伯爵夫人をミシェル・ファイファー、純粋無垢な婚約者をウィノナ・ライダーが可憐に演じていて、語り手をポール・ニューマンの妻であるジョアン・ウッドワードが務めています。
- oce********
4.0点
1870年代のアメリカ上流社会の貴族たちの話。 ニューランドはすでに若いメイという婚約者がいたが、幼馴染で伯爵夫人のエレナと再会を果たす。 彼女の離婚に手を貸すうちに、ニューランドは不倫の恋へと向かっていく。 不倫ものではあるが、ドロドロしいという感情はなく、美術やセットに衣装などが当時の時代模様に浸らせてくれる。 結構長尺だが、スコセッシなのでしっかりと最後まで見せきること。 そしてダニエル・デイ=ルイスが主演として出ずっぱり。 貴族としての佇まいや、禁断の恋へと向かう苦悩の表現は流石としかいいようがない。 単なる火遊びと決めるのか、淡い思い出として残るのか。 真摯な感情が見て取れる。
- aik********
4.0点
ネタバレ映像美が素晴らしい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - lad********
3.0点
花がゆっくりと咲いていく背景のオープニングから優美で期待が高まったのだが、NHK連ドラの如くのナレーションで拒絶反応が出てしまった。 物語が全てナレーションによって進行され、映像は本の挿絵のよう。 原作が原作なので2時間使っても全ては描ききれないのは分かるけれど、ナレーションで語ってしまったら演技も演出も必要なくなってしまうじゃないか。表現力のない素人が演じて全然感情が伝わらなくても「とても楽しんでいた」とナレーターが言ってしまえばそれで良くなってしまうじゃないか。簡素なセットでも「類のない豪華なパーティだった」と語ってしまえばお手軽に豪華絢爛なシーンが完成してしまうではないか。 確かに映画を観ていて時代背景を知らない為に今一つ状況が呑み込めないという事は多々あり、本作での「当時は~」の解説は分かりやすかったのは認めるが。 アカデミー賞を受賞した衣装や豪華な調度品、演技力のある俳優を揃えているのに、これは勿体ない。こんなの映画じゃない。 ただし、悔しいことに映像は美しい。お料理もまるでアート作品のよう。しかし、たぶん料理はおいしくないのだと思う。肉がナイフで切れないシーンがあったし、料理が映される映像に対して「食べている」シーンは少ない。 ナレーションが耳障りなので物語に集中できなかった。音を消してBGVとして観ればゴージャスでいいかもしれない。 というか、吹き替えで観たのも悪かったのかもしれない…。 NHK連ドラ臭が…野際陽子…。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ゴールデン・グローブ第51回
アカデミー賞第66回