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ヘル・オブ・ザ・リビングデッド (1980)

VIRUS/HELL OF THE LIVING DEAD/NIGHT OF THE ZOMBIES/INFERNO DEI MORTI-VIVENTI/ZOMBIE INFERNO/ZOMBIE CREEPING FLESH

監督
ブルーノ・マッティ
  • みたいムービー 5
  • みたログ 9

3.50 / 評価:4件

ロメロ&アルジェントへの過激なオマージュ

監督は『食人族』三部作のビンセント・ドーン.
先ず特筆すべきは音楽.ゴブリンも真っ青.
使用許諾はゴブリンに権利がないので,ゴブリンは青ざめないか.
例の『ショーン・オブ』も同じ音楽を使っていたので,笑って許せるかなぁ.
しかし,公開時期(81年)がまずかったので,『ショーン』と違いロメロの顰蹙を買ったかもしれない.
演出と展開はアルジェント版に近く,撮影場所の設定に若干フルチ色を感じる.
ということで,「ロメロ・アルジェント原理主義」の観点からすれば,怒髪天を突く怒りの作品だが,目の肥えた(即ち,アルバトロスやジェネオンの煽りとどんな駄作でも観ておけば安心,観た後の激しい後悔も真実の重みには勝てないという信念を持つ)ホラー・ファンにとっては単なるパクリを超えた過激なオマージュに映って見える.

ちなみに私は「パクリ」という表現に腹が据えかねるので,出来るだけ使いたくないのだが,まだこの作品はレビューが無いため,後のレビューに釘を刺すために,この表現を敢えて使用する.

滅多に中古でもお目にかかれない稀少な作品のため,安価でお見かけの際は確保しておくことをお奨めする.吹き替え字幕無し,イタリア語or英語のみでも良いという方ならば,現在でも海外版DVDでは容易に入手可能である.

ストーリーは敢えて伏せて置く.
配役は可も不可もない.
アップテンポ+ゴブリン効果で演出もアベレージ以上.
映像はひたすらグロいので5.
音楽はゴブリンでノリノリのゾンビハント!
作品としてのオリジナリティーは全くなく,ブームに乗った追従作品のため,恐らく一般的な総合評価(☆)は1か2だ.
しかし,B級であることをほぼ運命付けられてしまった感の否めない昨今のゾンビ映画範疇内で評価するならば,及第点(☆3)以上の4か5はマークする.
人によっては,エイリアン登場・三連レミントンで意外な展開をみせた近年の佳作『アンデッド』に匹敵する評価を得られるだろう!
ゾンビ映画範疇としての総合評価として採点するが,ありふれたストーリーを補って余りあるゴブリンの音楽5によって総合評価を4とする.

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 勇敢
  • コミカル
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