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美しきセルジュ (1957)

LE BEAU SERGE

監督
クロード・シャブロル
  • みたいムービー 5
  • みたログ 34

3.60 / 評価:10件

伝説の映画であるが、意外に普通の話

  • hi6***** さん
  • 2010年10月24日 11時47分
  • 閲覧数 368
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ヌーベルバーグ」の最初の映画として、映画史的には有名な作品であるが、
長らく日本未公開(公開は99年)であったので、未見であった。

伝説の映画であるが、今見ると、アンリ・ドガエのカメラが抜群に
素晴らしい(ドガエあってのヌーベルバーグの初期作品の成功であろう)のと、
編集の仕方が、斬新で切れ味が良い映画ではあるが、話は、
古典的で古めかしいので、通俗的である。

「何でも出来て将来有望」であった青年の没落ぶりを描くのは、
後に、ルイ・マルも「鬼火」で描いているのも興味深い。
でも、その描き方は迂回的であり、複雑に皮肉れていて、
ストレートには伝わって来ない。

「触れたい事実」を中々と切りださないし、切りだすと、怒ったり、強がったりと
確信を迂回するシナリオが、面白くもあるが、中々と話が進展しないので
苛立たしくもある。
都会に脱出した友人を懐かしむ反面、彼の今の没落ぶりを
見られるために心のさざ波ぶりを繰り返し描くのであるが、
その演出方法はシャープとは言えず、煩雑な印象であり、
上手いとも言い難。

伝説の映画であるが、今見ると、意外に普通の話の映画であった。

当時19歳(でも人妻)であったベルナデット・ラフォンが、チャーミングで
魅力的であった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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