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御冗談でショ (1932)

HORSE FEATHERS

監督
ノーマン・Z・マクロード
  • みたいムービー 1
  • みたログ 14

4.00 / 評価:5件

マルクスのドタバタは、本当に楽しい!

  • oni******** さん
  • 2009年6月27日 18時12分
  • 閲覧数 277
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 本当に、本当にナンセンス!
 何がそんなに面白いのだろうか? このナンセンスに徹した作品を分解したところで、何もならないだろうから、少し考えてみる。
 ようするに、この「マルクスブラザーズ」シリーズは、ナンセンスギャグが多いのだが、どこか冷めた点から描いているのである。冷めているというか、ブラックな見方というか。
 毎回おなじみだが、グルーチョが偉い人物に設定されている。
 実際にはとんでもない奴なのだが、どうも権力を持ったキャラクターに。講義の途中に、いきなりオペラを歌いだしたり、吹き矢で教え子と戦ったり。書いてみるだけでも、くだらないシーンのオンパレード。
 合間で歌われるグルーチョの「I AM against it」の歌詞が意味深い。深読みすると、独裁者の演説にも聞こえるこの歌に、この映画のすべてが込められているのではないだろうか。
 途中で、グルーチョのアホくさい替え歌や、チコ、ハーポのどうにも仕方ないネタの数々。そのギャグの合間には、見てはいけない嫌な時代、どこかブラックな世界を、独特の雰囲気で展開していくところが、マルクス兄弟の儚くもハチャメチャな世界だ。
 見終わった後の、何ともいえない達成感は、非常に後味がいい。それが、この兄弟の魅力かもしれない。

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