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ファントマ (1913)

FANTOMAS/FANTOMAS - A L'OMBRE DE LA GUILLOTINE/FANTOMAS: THE BELTHAM MYSTERY/FANTOMAS: IN THE SHADOW OF THE GUILLOTINE

監督
ルイ・フイヤード
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3.75 / 評価:4件

1910年代のパリの野外ロケが興味深い

  • bakeneko さん
  • 2018年7月18日 10時26分
  • 閲覧数 157
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

フランスのピエール・スーヴェストルとマルセル・アラン共作による小説シリーズ:ファントマ(Fantômas)の映画化作品で、ファントマと宿敵ジューヴ警部そして警部の友人のジャーナリスト:ジェローム・ファンドール、ファントマの情婦:モード・ベルサムと言った主要キャラが紹介されます。
1911年から13年まで32作が書かれて圧倒的な人気を受け、1914年のスーヴェストルの死後は、1926年からアランが単独で執筆して10作が書かれた「ファントマ」は、1930年代まで映画、ラジオなどで広く取り上げられ、大衆娯楽の連続活劇でありながらコクトーを始めとする当時のインテリに指示され、デルヴォーらシュールレアリストの作品にも取り上げられています。
日本では1960年代に戦後の時代に合わせて映画化された三部作(ジャン・マレー&ルイ・ド・フュネス&ミレーヌ・ドモンジョ共演)が有名ですので、本作を観賞することでリメイク版の元ネタを確かめることもできます。

1910年代のパリ。ファントマという犯罪怪人がパリ中を恐怖に慄かせていた。まずファントマは巧みな変装と大胆なトリックで、ダニドフ王女の金銭、宝石を盗むことに成功する。同じ頃、パリ市警のジューヴ警部はベルタム卿の失踪について友人のジャーナリストのダンドールの助けを借りて捜査を開始し、ベルタム卿が既に殺害されていることを解明すると共にベルタム夫人がファントマの愛人であることも確認する。二人はファントマをもう少しで捕縛できるところまで追いつめるが…という展開で、連続活劇の始まり始まり…であります。
野外ロケで映し出される当時のパリの繁華街の様子が興味深く、馬車、自動車、蒸気機関バスが混在している情景や通りを歩く人々の服装も当時のパリを封入しています(音楽はクラッシックの既成曲をそのまま使っているので、古めかしい感覚や違和感もありますが…)

犯罪怪人:ファントマの-“性格は冷血で、犯罪は窃盗、殺人なんでもあり。変装が得意でギミックも好き“-というキャラクター登場編で、最初に変装する風貌と名前が紹介されるのは筋立てが判り易いと共に、後年の変装映画「ナッティ・プロフェッサー」の様に、エンドタイトルで”あの役もこなしていたのか!“と観客を驚かせる定石の逆を行く新鮮味がありますよ!


ねたばれ?
絶対義手を使って逃げて見せる為にわざと掴まりかけていますよね!

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