描かれた人生

REMBRANDT

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描かれた人生
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)

悲しい11.1%セクシー11.1%勇敢11.1%かわいい11.1%ゴージャス11.1%

  • lub********

    3.0

    主演は高木ブーではない名優ロートン!!

    伊集院光に「ああいう方が歴史上いた以上は、一生僕はデブの一位にはなれない」と言わしめた名人芸の極み。 そんなチャールズ・ロートンが、天才だが孤高で不器用な芸術家を演じている。 レンブラントにとって、ミューズといえる唯一無二の女性を失うことから映画が始まる。 芸術家、特に画家にとっていかにモデルとなる女性が大切か解る。それは創作の源泉なのだ。ミューズを失うことは創作力を失うことでもある。 また天才は単純に上手いということではなく、表現の先端を行くのだから中々理解されない。新しい表現とは新しい物の見方であり発明なので、古い見方しか知らない人々には理解できない。それ故、周囲との軋轢が起こり誰にも理解されず孤独である。 彼の為と思い、口うるさくて面倒見の良い婦人が現れるが、彼女は最後まで彼の事を理解できない。彼女は生活ばかりに目を配っているが、レンブラントが見ているのは生活ではなく表現という世界なのだ。見ているものが違うのだから、話が合うはずがない。 そんな彼を理解し、更に創作意欲を与える女性が幸運にも後半生で現れる。 彼女には知恵があり世間知らずのレンブラントを救う。まさに女神だ。 ミューズを失った所から始まった話が第二のミューズとどうなるか、今度こそ幸せになって欲しいと観客に願わせるのだが・・・。 ロートンは前半、孤独で周囲と軋轢を生む芸術家を演じる。 最晩年、苦難を経て芸術家は好々爺になる。あらゆる苦渋を味わい全てを受け入れた表情。 一見コミカルに見える老人の動きに、人生の虚無の中、それでも掴み切れない何かを描こうとあがく芸術家の凄みが見えるのだ。 それにしても昔の映画は展開がはやい。ダイジェストかと思うくらいだ。今なら3時間かかる内容が80分で駆け抜ける。中々の時短ぷり。

  • kih********

    5.0

    初めて出会った、普通の人・絵描きさん

     絵描きさんは激しい人が多くて近付き難い。この人もそうかと警戒しながら観た。「夜警」の除幕式で始まる本作も、いきなり緊張させられる。しかし、それ以後は絵の才能が非凡であること以外に奇人・変人ぶりは見られない。どころか、どこにも居そうな貧しいおっさんに過ぎない。警戒心は同情心に変わる。  この絵描きさんも、優しい女性と一緒でなければ生きて行けない。これまたどこにでも居そうなおっさんと同じだ。  後世名を残す画家の映画は洋画でも邦画でもたくさん見たが、『レンブラント』だけが好感が持てる。だからといって、彼の有名な絵を、知ってはいるけど、好きという程ではない(もちろん嫌いではないけど)。そういうことってあるんじゃないかな。人柄についての好き嫌いと作品についての好き嫌いは、必ずしも一致しないって。  我が家の居間に飾っているタマネギとワインを描いたセザンヌって絵描きさんはどんな生涯だったのだろうか。二階のミレーってどうだったんだろう。今のところ、このお二人の映画は見えない。ふっと思うのは、画家だって音楽家だって、映画になりやすい人とそうでない人が居るんだよね。そうそう、私が一番楽しめる音楽家、テレマンなどという人の映画ってないものね。いい芸術家だから映画になるとは限らないのだ。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
描かれた人生

原題
REMBRANDT

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日
-

ジャンル