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描かれた人生 (1936)

REMBRANDT

監督
アレクサンダー・コルダ
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3.25 / 評価:4件

主演は高木ブーではない名優ロートン!!

  • lub***** さん
  • 2018年12月7日 0時14分
  • 閲覧数 55
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

伊集院光に「ああいう方が歴史上いた以上は、一生僕はデブの一位にはなれない」と言わしめた名人芸の極み。
そんなチャールズ・ロートンが、天才だが孤高で不器用な芸術家を演じている。

レンブラントにとって、ミューズといえる唯一無二の女性を失うことから映画が始まる。
芸術家、特に画家にとっていかにモデルとなる女性が大切か解る。それは創作の源泉なのだ。ミューズを失うことは創作力を失うことでもある。
また天才は単純に上手いということではなく、表現の先端を行くのだから中々理解されない。新しい表現とは新しい物の見方であり発明なので、古い見方しか知らない人々には理解できない。それ故、周囲との軋轢が起こり誰にも理解されず孤独である。
彼の為と思い、口うるさくて面倒見の良い婦人が現れるが、彼女は最後まで彼の事を理解できない。彼女は生活ばかりに目を配っているが、レンブラントが見ているのは生活ではなく表現という世界なのだ。見ているものが違うのだから、話が合うはずがない。

そんな彼を理解し、更に創作意欲を与える女性が幸運にも後半生で現れる。
彼女には知恵があり世間知らずのレンブラントを救う。まさに女神だ。
ミューズを失った所から始まった話が第二のミューズとどうなるか、今度こそ幸せになって欲しいと観客に願わせるのだが・・・。

ロートンは前半、孤独で周囲と軋轢を生む芸術家を演じる。
最晩年、苦難を経て芸術家は好々爺になる。あらゆる苦渋を味わい全てを受け入れた表情。
一見コミカルに見える老人の動きに、人生の虚無の中、それでも掴み切れない何かを描こうとあがく芸術家の凄みが見えるのだ。
それにしても昔の映画は展開がはやい。ダイジェストかと思うくらいだ。今なら3時間かかる内容が80分で駆け抜ける。中々の時短ぷり。

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