ここから本文です

ホワイト・シスター (1923)

THE WHITE SISTER

監督
ヘンリー・キング
  • みたいムービー 0
  • みたログ 1

3.00 / 評価:2件

ティアラの替わりに茨の冠なんだ!

  • bakeneko さん
  • 2018年9月21日 10時29分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

「泣き叫ぶドクロ」、「上段寝台」といった怪奇短編でも有名なイタリア生まれの大衆作家:フランシス・マリオン・クローフォードの原作を、「嵐の孤児」を最後にD.W.グリフィスと袂を分けたリリアン・ギッシュ主演で、ヘンリーキング監督が撮り上げた文芸ドラマで、相手役には新人だったロナルド・コールマンが抜擢されています。

イタリアの貴族キラモンテ公爵の愛嬢アンゲラ(リリアン・ギッシュ)はセヴェリ大尉(ロナルド・コールマン)と恋仲であったが父親の急死で、異母姉(ゲイル・ケーン)に全財産を取られて経済的窮地から家庭教師の家に身を寄せていた。折りしも第一次エチオピア戦争が起こり徴兵されたセヴェリ大尉は消息不明となり戦死の報がアンゲラに届く。恋人の死を知ったアンゲラは修道院に入るが、セヴェリ大尉は生きていて捕虜房から脱走して帰国し、彼女に還俗を迫る。そのころヴェスヴィオス火山は噴火が秒読みとなっていた…というお話で、紀元79年のポンペイを灰に埋めた噴火が有名な“イタリアの桜島” ヴェスヴィオス山と、欧州軍が初めてアフリカ原住民軍に負けた第一次エチオピア戦争(1889- 1896年)をお話に織り込んいます。

運命に弄ばれながら凛として気丈なヒロインを演じるリリアン・ギッシュの入魂の演技に魅入る作品で、中でも撮影に24時間掛かったという終生誓願式の場面の神々しさは圧巻で“修道女ってキリストと結婚しているんだ!”ということが分かります。

原作の大衆受けするハッピーエンドを改変した毅然とした決着や火山の噴火&激流の襲来も本映画オリジナルなものとなっていて、10年後にリメイクされた同名のヘレン・ヘイズ&クラーク・ゲイブル版と観比べるのも一興ですよ!


ねたばれ?
1、 ホワイトシスター(White Sister)は、一般的には看護修道女のことを指します。
2、 娘時代のヒロインを描いた、あの美しい肖像画はどうなったんだ~
3、 火山研究所の場面では、登場人物の芝居よりも緊急ランプの灯の目盛りに目が行ってしまいますな…

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ