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猫とカナリヤ (1927)

THE CAT AND THE CANARY

監督
パウル・レニ
  • みたいムービー 1
  • みたログ 4

3.33 / 評価:3件

あの手の動きはフレデイーの元ネタ?

  • bakeneko さん
  • 2010年6月16日 10時23分
  • 閲覧数 170
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

ジョン・ウィラードの傑作舞台劇を、渡米したばかりのドイツ表現主義の監督パウル・レニが実験的手法や字幕の細工等、多くのアイデイアを盛り込んで創った“ソリッドシチュエーション推理スリラー”の嚆矢的作品であります。

“ある大富豪の遺産相続を巡って、古城に集まった親類+使用人+αに降り掛かる一晩の犯罪と陰謀ミステリー”:果たして犯人とその目的は?“という現在の推理スリラーの人気パターンの元祖とも言える作品であります。
そして、抽象的映像や誇張された表現、陰影に富んだ画面が特徴の“ドイツ表現主義的映像”は、この様なスリラーの不安感を見事に煽る事に成功しています。また、様々な登場人物の性格付けや緊迫感と背中合わせのユーモアシークエンス等の脚本の上手さにも感心させられます。
また、サイレントである事を逆手に取った映像演出は一見の価値が有ります(御自分で御確かめ下さい♡)。
更に、(「エルム街の悪夢」を始めとして)映画ファンは幾つかのシーンに既視感を覚えるほど多くの後作に名シーンが引用されている作品でもあります(探してみると楽しいですよ!)。
あと、(残念ながら)猫は最初の象徴的シーンしか出ませんが、結構本気で怒っています。

流石に表現法に制約が有りますしサイレント映画ですので、最近のスリラーに比べると刺激は少なめですが、1時間強とコンパクトに纏まったスリラーであります。


ねたばれ?
1、 サイレントの格闘シーンって、ちょこまかしていてユーモラスな感じがしますよね。
2、 (2010年6月現在)Yahoo等のサイトにはDVD情報が有りませんが、きちんと廉価で発売されていますので、興味の有る方は簡単に入手&鑑賞出来ますよ(でも“古めかし過ぎる”と言って起こらないでね)。

詳細評価

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