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セブン

セブン

SEVEN/SE7EN

126

hik********

3.0

“見せない”巧さ。

率直に言って嫌いな映画である。悪趣味きわまりない。 かなり前に鑑賞し、非常に不愉快な印象を抱いた。 いま改めて観直したが、やはり不愉快だった。しかし出来栄えは凄い、本当によくできている。 とにかく有名なのは、あの衝撃のラスト。 もっとも個人的には、あまりにも意表を突かれたため、衝撃を通り越して逆に狐につままれたような気持ちになってしまったが。 この映画はとにかく、“見せない”演出がずば抜けて上手い。 序盤の肥満の男の死体も、バケツの中の汚物自体は見せず、ミルズの反応だけを見せる。 クライマックスの例のアレも、ものは見せず、フラッシュバックを一瞬だけ挟む。 犯人を射殺する所も、ミルズの主観からではなく犯人の主観から見せる。遺体も見せない。 これにより観客の脳裏に全てを委ね、即ち想像させるような演出を図っている。 今なお語り継がれている所以は、ここにあるのだと思う。 しかしやはり悪趣味である。 デヴィッド・フィンチャー監督や、脚本のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーは本当に性格が悪い(笑)

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