愛は静けさの中に

CHILDREN OF A LESSER GOD

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愛は静けさの中に
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(12件)

切ない23.1%ロマンチック19.2%悲しい7.7%セクシー7.7%勇敢7.7%

  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレ本作を観たすぐ後にぜひ『コーダ』を!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • fg9********

    3.0

    手話のスピードと激しさに驚く

     …あらすじは、解説のとおり。  過去に傷を持つ耳の聞こえない女性(マーリー・マトリン)と教師(ウィリアム・ハート)の愛の行く末が描かれている。  先ずは、実際に耳が聞こえないマーリー・マトリンの手話のスピードと激しさに驚く。  そして、彼女の手話を通訳しながら、自らも手話をしながらセリフを喋るウィリアム・ハートは、一人二役的な役割で想像を絶する苦労があったと思われる。  そのウィリアム・ハートが、手話に疲れて彼女の承諾を貰って好きだったクラッシック音楽を聞きのだが、直ぐに止めてしまう。  その時、彼が彼女に向かって言う言葉が切ない。  『君が楽しめないものを僕が楽しめる訳がない!』  ハンデの壁は、愛の力を持ってもなかなか乗り越えられないのだ。  話しが長くなってきたのでこの辺で止めるが、ストーリー自体は単純なものの、結末は爽やかさの余韻に浸れる一見の価値はある作品だった。  二人はこの作品の後に私生活でも同棲を始めたが、やがて別れてしまったらしい……。  難しい……。

  • 一人旅

    4.0

    音の世界と沈黙の世界

    第37回ベルリン国際映画祭銀熊賞。 ランダ・ヘインズ監督作。 聾唖学校に赴任してきた教師ジェームズと聾唖の女性サラの愛を描いたドラマ。 健常者ジェームズの世界と聾唖者サラの世界の隔たりをひしひしと感じさせる演出が印象的だ。趣味のクラシック鑑賞を一人楽しんでいたはずのジェームズがふと呟く「君が楽しめないものは僕も楽しめない」のセリフや、プールに飛び込んで水の中の沈黙の世界を一人彷徨い、サラの世界を少しでも感じることができるよう願うジェームズの姿。ジェームズとサラがそれぞれ生きてきた音の世界と沈黙の世界はまるで異なっていて、愛だけで二人を結びつけることが難しい。かといって、一方の世界に二人とも納まることなど不可能だ。サラは自身が閉じ籠る沈黙の世界の殻を打ち破る勇気が必要だし、ジェームズはサラが新たな一歩を踏み出せるよう理解し、支え続ける覚悟が求められる。音の世界と沈黙の世界、そのどちらか一方に合わせるのではなく、お互いが相手の世界に歩み寄ることが愛を持続させるための唯一の糸口なのだ。 サラを演じたマーリー・マトリンは実際の聾唖者。本作が映画デビュー作だが、アカデミー賞主演女優賞を見事獲得している。セリフが無いため感情の表現も難しいはずだが、サラが抱えるその場その時の激しい感情が不思議と手に取るように伝わってくるのだ。

  • kps********

    5.0

    静謐の中を感情がうねるような感覚。

    いやこれは凄い映画でしょう。 主役の女優さんの演技に★6つと言おうかと思ったら、本当に聞こえない人だったのか。 尋常ではないと思ったけど、本物だったか。 まあでも凄い映画ですよ。 家族関係が壊れていて、若い時に歪んだ性体験を経験し傷ついた少女の恋愛ならありきたりかもしれない。 けど、それらを聾唖者の視点から話せない人間として表現する映画はそんなにないでしょう。 しかもそんな少女が健常者である音の世界の住民と、理解を通じてぶつかり合う映画なんて稀かと思われますが、そんなに評価されてないみたいですな。 実は恥ずかしながら、耳クソ詰まったことがありまして。 朝起きたらまったく耳が聞こえない事件に遭遇したことがあるんですが、信じられないような恐怖体験でした。 恐ろしいですよ耳が聞こえないってことは。 この耳クソ事件から、この映画への認識は深くなったと断言できます。 ジェームズが彼女に、君は自分の殻という城に籠っていると断罪して別れるシーンがありますが、彼女から言わせると健常者の発想だと思えるでしょう。 理解を示しているだけで、本当の無音の世界の人間の理解に近づいてはいないと思えるのですね。 最後にジェームズが水中に潜ったりして、無音の世界の感覚を理解しようと努めるようなシーンが出てきますが、素晴らしいシーンだと思います。 あのシーンがないと彼女が歩み寄るラストも、嘘くさいなーと思ってしまいそうでした。 音の世界の住民と無音の世界の住民が、愛情を通して通じ合うことで、従来の恋愛映画の何倍にも感情が豊かに響き渡っている映画だと思います。 本当に耳クソ詰まって良かったー、と思える映画でした(笑)

  • yad********

    4.0

    「愛してる」が名台詞の恋愛映画・2

    「愛してる」が名台詞の恋愛映画、第二弾。 第二弾と銘打ったからにはいくつかレビューするかと思いきや、 この二つで終わりです(汗) この作品は中坊だった【宿西】が初めて女の子と観た映画。 彼女でもないのに僕の誕生日にフォトアルバムをくれたんだけど、 それが半分告白の意味なんだと薄々感じた。 異性と交際するってどういう事かよく解らない歳頃。 お礼返しのつもりで映画に誘ったのはいいが、 とにかくもう、僕は無茶苦茶緊張していて、 教室では饒舌な二人なのにこの時は殆ど何も話せなかった。 手をつなぐどころか、並んで歩くのも照れて照れて・・・ 今、恥ずかしげもなく涼しい顔して、 “チラリズムの侘び・寂び”やら“私はオッパイ星人です” などと語り、【アホ西】・【エロ西】ぶりを発揮しているが、 当時の僕は、【ウブ西】だったのだ。 どんなデートだったか、もうほとんど忘れてしまったが、 でも制服しか見たこと無い彼女が白いミニスカートだったことや、 並んで座った時の彼女の髪が良い匂いだった事、 それらにすごく興奮したのは覚えている。 やはり今も当時も、【エロ西】。。。 映画の方はと言えば、さして上質の作品でもない・・・ っていうか、この時はそれどころじゃなかった。。。 全然普通のベッドシーンや、全裸の二人がプールで抱きあうシーンなんかにドギマギして、 あぁ、作品選び間違ったかな・・・とか、 大して盛り上がりのない平坦なストーリーに彼女は退屈してないかなぁ・・・と、 落ち着かなかった。 鑑賞後、喫茶店に誘い、感想を言い合った。 流石にこの時は盛り上がったが、やはりほとんど覚えていない。。。 しかし、確実なのが2つ。 喫茶店を出たあと、この映画のサントラを探してまわったこと。 二人とも、手話のサイン「I love you」を覚えたこと。 作中使われていたのはバッハのヴァイオリン協奏曲。 優雅で気品溢れる美しい旋律はとても心地良かった。 他にもチークダンスの時にかかる曲や、ブーメランの歌など、何気に良い曲が沢山使用されていた。 音が聞こえない聾唖者を扱った作品なのに、この作品は音楽がとても良かった。 勿論、この素晴らしい音楽を十分に活用して各所に感動的なシーンを盛り込んでいた。 手話で語るマーリー・マトリン。 ウィリアム・ハートが同時通訳で彼女の台詞を言う。 そして彼も声を出して手話をする。 つまりW・ハートは1人で二人分の台詞を言うことになる。。。 不自然な手話同士の会話だが仕方ない・・・ そうしないと、鑑賞者は二人が何を言っているのかわからないから。 しかし大事な所で彼女の手話を通訳しないシーンがあった。 「ん???今彼女、何て言った???」と思っていたら、全く同じ手話をして彼はこう返すのだ。 「I love you 」 喫茶店で・・・彼女と【ウブ西】は、このシーンについて盛り上がり、 思わずこの手話を真似してしまった。 直後、二人は顔を真っ赤にして慌てた。 結局彼女とはすぐに駄目になった。。。 クラブ活動が忙しかったからとか理由は色々あったろうが、上手く思い出せない。 教室とはちがうヘタレな【ダメ西】に嫌気がさしたのか。。。 否・・・違う。。。当時の僕は他に好きな子がいて、ずっと片思いだった。 にもかかわらず、彼女と付き合おうとした【ズル西】だったのだ。 それに気付いたのかもしれない・・・ きれいな別れだったけど、本当は酷く彼女を傷つけたのかもしれない。 この時以来、この作品は見ていない。 今でも、レンタルビデオ店の恋愛コーナー「ア行」は無意識に目をそらしてしまう。。。 結局フォトアルバムで二人きりで写った写真は、卒業証書の筒で僕の頭を軽く叩く笑顔の彼女、 ベロを出しておどける【バカ西】という一枚きり。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第59回

主演女優賞

ベルリン国際映画祭第37回

銀熊賞(テーマの扱いにおいて)

ゴールデン・グローブ第44回

女優賞(ドラマ)

基本情報


タイトル
愛は静けさの中に

原題
CHILDREN OF A LESSER GOD

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-