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リビング・イン・オブリビオン/悪夢の撮影日誌 (1994)

LIVING IN OBLIVION

監督
トム・ディチロ
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4.00 / 評価:5件

ディチロ流『8 1/2』は…

  • 一人旅 さん
  • 2019年10月13日 14時01分
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  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

トム・ディチロ監督作。

低予算映画の撮影中に巻き起こる騒動を描いたコメディ。

ジム・ジャームッシュ監督の下で腕を磨いたトム・ディチロの長編監督第2作で、監督デビュー作『ジョニー・スエード』撮影時における自身の実体験に着想を得た“悩める映画監督の撮影奮闘記”、ディチロ流『8 1/2』的ブラックコメディの佳作となっています。

『リビング・イン・オブリビオン』という低予算映画の撮影中に巻き起こる数々のトラブルと騒動を描いた映画制作内幕モノ。個性派:スティーヴ・ブシェミ演じる映画監督を始め、キャサリン・キーナー演じる心を病んだベテラン女優、生意気な若手俳優(風貌が『ジョニー・スエード』のブラッド・ピットを彷彿させるのがミソ)、女助監督と彼女を愛する眼帯カメラマン等々、個性的キャラクターがこぞって登場、キャストとスタッフ、男と女が入り乱れての撮影騒動を、フェリーニの『8 1/2』の如く夢と現実、劇中劇(モノクロ)と現実(カラー)を交錯させたユニークな映像世界で描いています。

腐ったミルクが原因で嘔吐するカメラマン、画面にフレームインしてしまうマイク機材、若手俳優の我儘なアドリブ要求、撮影を邪魔する耳障りな時計音や突然破裂する電球、映画監督のお惚けママの現場乱入と意外な活躍、役者と裏方を巻き込んだ男女の愛憎―と、低予算映画の撮影中に起こる数々の予期せぬトラブルによってワンシーンすら遅々として進まない不条理な撮影風景をコミカルに映し出しています。

監督自身の実体験が色濃く反映された内幕コメディで、頭に思い描いたものを具現化する―映画作りの大変さを悪夢的に描いています。

詳細評価

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