パワーレンジャー (1995)
POWER RANGERS: THE MOVIE/MIGHTY MORPHIN POWER RANGERS: THE MOVIE
- 監督
- ブライアン・スパイサー
- みたいムービー 2
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曽我町子の女王様の影が薄いぢゃないかっ!!
- 電動青りんご さん
- 2007年4月7日 7時52分
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- 役立ち度 3
- 総合評価
朝日新聞の1面にカラー写真入りで紹介されてから、なぜか英語字幕付きで深夜放映された「パワーレンジャー」。
日本の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の変身前のドラマを、アメリカの俳優使って撮り直して、差し替え編集したドラマで、その妙~~~な編集(アメリカの街の場面の後に新幹線やら東京タワー、日本の電車の車両基地、日本のナンバープレート付き自動車のミニチュアetc...)にハマってしまった「大きなお友だち」は多いと思います。
私もそんな感じでハマってしまい、劇場に足を運んでしまったのですが、さすがに劇場映画だけあって、日本のシーンのツギハギは使わずに、イチから作り直してますね。出来はいいけど、ちょっと物足りない気も……。
主要キャラのゾードン役の俳優が、TVと違う人だったのは抵抗有り過ぎ!!
それに、「電子戦隊デンジマン」以来、連チャンで悪の女王役を演じてきた曽我町子がちゃんと出演してるのはいいけれど、TVの「パワーレンジャー」では悪の親玉として存在感ピカイチだったのに、この映画版ではその旦那が復活して、何か没個性な描写になってるんですよねえ。
TV版では実写だった巨大ロボ「メガゾード」や敵メカも、この映画では思いっきりCGになっちゃって、オモチャっぽく見えました。
でも、TVのオープニングは“Go Go Power Rangers!!”を連呼+もう一言ぐらいの歌詞しか無かった主題歌が、ガンズ・アンド・ローゼズのメンバーが参加した「パワーレンジャー・オーケストラ」というグループにより、フルコーラスでちゃんとした長い歌になってます。
それと、シャンプーが歌ったエンディングテーマの「トラブル」は、この映画公開当時、洋楽ヒットチャートでかなり上位まで行った記憶が。
ラストに登場人物が、曲に合わせて「オッオッ……」と踊るのもニクイ演出でした。♪オッオッ……ウィーリントゥラボウ……って、いい歌だったし。
劇中の音楽は、現在も多くのハリウッド映画で活躍してるグレアム・レヴェルの作曲で、サントラ盤は歌を集めたものと、劇中BGM集と2種類出てました。後者の国内盤を出してた大阪のサウンドトラック・リスナーズ・コミュニケーションズ(SLC)は、残念ながら会社が無くなってしまいましたね。
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