「ボートに乾杯を」
- 映画大好き特にサスペンス系 さん
- 2014年5月1日 13時48分
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- 総合評価
おそらくアンディーガルシアが出てる時点で「ゴッドファーザーPart2」のイメージが出てしまい、マフィアの抗争系をイメージしてしまった方もいるはず。
まさに今度はアルパチーノをアンディーガルシアがやるみたいな感じで
小ボス的なジミー役。部下4人。しかし大物ボスは部下数十人を威力のある武器で対抗。
マフィアの抗争を舞台にした作品かと思ったら、ひたすら処刑されていく映画です。
ただ、そこには男の生き様というか
「死」を持った覚悟の男。家族を守りたい男。
必死に生き延びたいが「死」におびえる男。
隠れながらも生き延びたかった男。様々な「死」に対する思いが
この映画に込められてました。
最後娼婦との間に種付けをしたジミーだけど
死ぬって分かっててやるんだから、度胸としてはすごいだろう。
手紙のシーンはジーンときた。
段々仲間が処刑されてジミーの精神状態がおかしくなっていく所も
アンディーガルシアが熱演してるのもよかったです。
ただ、見てる人があまりいないのが残念。
ゴッドファーザー好きな人は見て欲しいなぁ。
作風は違うけど、ファミリーが殺されていく刹那さは同じです。
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- 切ない
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