エヴァの匂い
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(13件)

悲しい15.4%セクシー15.4%絶望的11.5%切ない11.5%恐怖7.7%

  • kin********

    2.0

    タバコが似合う女

    ジャンヌ・モローが悪女を演じる。魅力的な企画です。当時としてはおそらく限界に近いセックス描写は男性観客の目を惹きますが、悪女ぶりは中途半端。ストーリーも何が言いたいのか分からない。映画プロデューサーや人気作家、女優と、華やかな登場人物たちの中身は空っぽ、という感じ。企画の面白さに乗っただけの、やっつけ仕事か。  尚、観賞したのは英語版で、ジャンヌ・モローは別女優による吹き替えと思われます。最後まで違和感が拭えませんでした。  たまたま発売中の週刊新潮に、吉川美代子さんの、原作の書評と映画に触れたコラムが掲載されていました。原作は陳腐とのこと。そして作家は死者の作品を盗用していた。映画にはそんな描写なかったと思います。少し眠ってしまったので見逃した?

  • aki********

    2.0

    ▲単なる悪女の話?中身がない。

    この映画、見終えたあとに、何も感じない。 昔の映画はプラスアルファで加点する私なのに。 感動がない。 感心もない。 当時としてはモダンで前衛的?な雰囲気だったのかもだが、感じたのはただそれだけ。 ジャンヌ・モローは当時34歳ぐらい?だが、もっと老けて見える。40歳すぎぐらいに。 個人的にはあまりオススメしない、2時間が勿体無いと思う。

  • bar********

    4.0

    エヴァの匂い

    エヴァの匂い。ジョセフ・ロージー。 ジャンヌ・モローのエヴァ役が見物の今作ですが、ストーリーとしてはありきたりで締まりがなく、全体での調和性は低いと言えるでしょう。 カメラワークや独特な演出は素晴らしいの一言。音楽もいいですね。 エヴァの性格は謎が多い。フランス風のコケットを演じているのは分かるのですが、行動にどうしても筋道が見られない。これを高級娼婦の絶望という見方で総括しようとしてもダメなんですよ。 ティヴィアンを追ったり突き放したり、軽蔑したり受け入れたり、最初は女性としての宿命的な見方で説明できるかと思ったのですが無理ですね。ティヴィアンがろくでなしの男でありながらも、どこか自然な男らしい存在であることは、そうそうに我々にもエヴァにも理解できるようになっている。エヴァは恐れたのかもしれませんね。あまりにも一途で止め時を知らないティヴィアンという男に。 ティヴィアンはエヴァからしたら、男らしく振る舞っているつもりでも、どこかやんちゃなきかん坊のように見えていたのかもしれません。エヴァのが1枚も2枚も上手。 ティヴィアンはやがて破滅してしまう。それはエヴァのせいではなく、彼のせい。エヴァは直接引導を渡しただけです。エヴァという女性の意味が、今作の重要なポイントになっている。 ただし、それを作品の根幹に持って来ながら、肝心のエヴァの内面を少しも展開せずに、単なるオシャレなコケット物語にして、結局テーマ性をうやむやにしてしまっているところが、この作品のダメなところだと思うんですよね。 フランス風のアートをイメージして作ったのかもしれませんけど、はっきり言って中身がありませんし、優れた演出を駆使してそれを隠してしまっているようにも見えるんですね。 間違いなく優れた作品ではあると思うのですが、ストーリーは決して感心できるものではなかった、ということです。

  • じぇろにも

    4.0

    ネタバレベネチアにボートで来る

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yad********

    5.0

    映画史上最高のファム・ファタール

    映画史上最高のファム・ファタール(悪女)、エヴァ。 彼女は高級娼婦。と言っても売るのは体ではない。 “魔性の女”だ。 魔性の女との“危険な男女の駆け引き”に喜びを求める、 そんな嗜みを持つ男にしか彼女の相手は勤まらない。 決して彼女に深入りしてはならない。 もっと言えば、彼女の体での快楽を求めてはならない。 その事に気付かない男が彼女に支払う代償は、破滅。 この作品の主人公のように。。。 その気はは無いが、有る様に装い誘う。 大金をまきあげるが、体には触れさせない。 男の婚約者が自殺しようが一文無しになって落ちぶれようが、 一向に動じない。最後には侮蔑と共に足蹴にして棄てる。 こうして男を破滅に追いやる度に、彼女は“魔性”の魅力を増してゆく。 原題は『EVA』。邦題は『エヴァの匂い』。。。 彼女が発する匂いはきっと、腐臭。 普通の男にとっては危険過ぎる匂いだ。絶対に関わってはならない。 そもそも、エヴァの方が相手にしてくれない。 しかし金と地位と名誉を持ち、高級娼婦との遊び方を知らない無粋な男にとっては、 甘い果実が完熟を通り越し、腐りかけの時に漂わす芳香なのだろう。 口にすれば破滅が待っている。。。と知りながら手を出したのだから、男がバカなのだ。 つまりそういうバカな男にとって彼女はファム・ファタールであり、普通の男から見れば、 あまり関わりたくない無愛想で退屈顔のわがままで面倒臭い女なのだ。 誰からも束縛されず、所有されず、愛し愛される喜びもバカにしているエヴァ。 そんな彼女が愛聴しているレコードはビリー・ホリデイの「柳よ泣いておくれ」。 意訳でこんな↓感じの曲。 柳よ、私の為に泣いておくれ。 恋人を失い残された私の悲しみを、嘆きを聞いておくれ。 川の流れに落とした私の涙を覆い隠しておくれ。 恋は罪だと囁いておくれ。 口をへの字に曲げ、眉一つ動かさずに聞き入る彼女。。。の本心は、 結局彼女自身もわからずに涙だけが枯れてしまったのかもしれない。 決して一般受けは期待できない作品。 僕が尊敬する女優ジャンヌ・モローの、一番のはまり役がこのエヴァだと思います。 バルコニーから見下ろす時の彼女から発するオーラ、モノクロの作品だけど 恐ろしく不安な紫色に見えた(怖) ついでに、この作品には若き日のヴィルナ・リージが出演してます。彼女は・・・ すごく魅力的!!! 後にハリウッドに招かれて何作か撮ってますが、若い頃の作品は殆ど映像化されてません。 彼女が見れるだけでも僕にとっては星五つ(笑)

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
エヴァの匂い

原題
EVA

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-