本編配信
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作品レビュー(3件)
- mil********
3.0点
ネタバレうまい邦題
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kak********
2.0点
女優発掘の名人として名高いロジェ・ヴァディム監督作品。 自ら共同脚本も兼ね、当時の妻ジェーン・フォンダ主演の 映画である。 物語は、愛情のない結婚や先妻の息子と義理の母との関係 などを織り交ぜ、男と女の世界を描いている。 原作は、『居酒屋』で知られる文豪エミール・ゾラが ナポレオン時代の腐敗と堕落をテーマにした小説『はらわた』 の映画化だが、ロジェ・ヴァディム監督は現代版に置き換えて いる。 しかし、映画の方は文学の香りがしないばかりか、”女性蔑視” 的な内容で後味は良くない。当時は、ロジェ・ヴァディム監督の 名声と妻のヌードを種に話題をさらった様だが、それも現代では 見劣りする内容になっている。 主演のジェーン・フォンダは父が有名なヘンリー・フォンダ、 弟も「イージー・ライダー」で知られるピーター・フォンダと 血統の良さを生かして大女優になったのだが、この頃は演技に 深みは感じられない。 むしろ、共演で夫役を務めたミシェル・ピッコリの存在感が 目立つ。「昼顔」でもカトリーヌ・ドヌーヴと共演し、嫌味な 男を好演した事で、いつまでも印象に残っている。 抑えがたい情熱は危険をはらみ、いつ何が起きても不思議でない 緊張感が増幅して行く演出は流石である。 しかし、ロジェ・ヴァディム監督の自伝『わが妻バルドー、 ドヌーヴ、ジェーン・フォンダ』の題名から受ける印象が 自慢話にしか感じられないのと同じ感覚が本作品にも見受けられ 前宣伝ほど優れた作品には思えない。 特にラストシーンは耐えがたい映像なのだが、皮肉にも大女優の 片鱗が見られるほど真に迫っている。ジェーン・フォンダ自身も 反戦活動家として有名だった時代もあるなど波乱に富んだ人生 だが、大輪が咲く前のフレッシュな姿が見られる貴重な作品と 言える。
- mis********
1.0点
ゾラ作品を原作にする必要性が分からない。 重厚なゾラ作品を期待すると確実に裏切られる。 内容はスカスカ、早送りで十分。 非常に残念な出来だ。 ブルジョワを徹底的に冷徹な視点から描いたゾラが、 この駄作を見たら、卒倒するだろう。
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