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エル・スール

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4.0

方位と時間

風見鶏・振り子・タイトルからしてこれが"方位"に纏わる映画であることは間違いない。 冒頭、ベッドで微睡む娘に窓辺の朝日が徐々に差し込むショットからしてこれは"時間の推移"についての映画であることも分かる。 「向かうべき方位」を知ってはいるが無為に時間をやり過ごし「たどり着けなかった」者の末路とその意思を引き継いで「国境を越える」後継者の物語であろう。

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