永遠のカルトムービー
- sol***** さん
- 2020年3月3日 22時05分
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- 総合評価
ホドロフスキー自身は満足していたかは知らないが、もし私がこの作品を作ったのだとしたら深い満足を味わっていたに違いない。
暑さ、乾燥、血の匂い、性の臭い、傷の痛み、心の痛み、悲しみ、怒り、諦念、絶望・・など全てが肌感覚的にリニアに伝わってくる。
いわば主人公に完全に自己同一化していたわけだが、個人的にそんな作品は滅多に存在しない。
他のホドロフスキー作品ももちろん一通り見たが、この作品のみが深く記憶に刻まれている。
何度かレンタルしその度に飽きもせず連続視聴、またレンタルしようにもすでに置いているショップがなくなって久しい。
追記:書き込み後に他のレビューを興味深く拝見。シニカルな低評価理由もやはりそうなるのだろうなぁと何となく分かるような気はする。結局はホドロフスキーの思想遍歴をトレースできていないと本作の知的理解や感情没入などは難しいのかもしれない。
最近ホドロフスキー執筆のタロット書籍を読んだが、そういったところから入っていくのも一つの手かも(直接映画とリンクしてはいないけれど)。他にはグルジェフ思想とか
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