レビュー一覧に戻る
ロイヤル・セブンティーン

kak********

4.0

17歳の女の子が、まだ見ぬ父親に会いに!

アメリカン・ドリームをイギリスに宅配便で届けた様な 楽しい映画である。 物語は、父親の顔も見ずに育った17歳の娘が、一大決心 して一人で会いに行くのだが・・・ 主役のダフネ役は「アメリカン・ピーチパイ」でも主役を 務めたアマンダ・バインズ。一人二役ではないが、 アメリカ娘とイギリスの貴族の娘と、どちらも演じる事が 要求されるのだが、見事に演じきったのは立派。 その父親ヘンリー役には「ブリジット・ジョーンズの日記」 のマーク・ダーシ役で知られるコリン・ファレル。ここでも 不器用な男の面影が漂い、応援せずには居られなくなる。 また母親リビー役に、「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」で ケヴィン・コスナーと共演し、現ジョン・トラヴォルタ夫人 のケリー・プレストン。 ボーイ・フレンドのイアン役は、「ヒラリー・ダフのハート・ オブ・ミュージック」で全米で人気のティーン・アイドルと 共演したオリヴァー・ジェームズが、好感度120%の青年 を好演。 とにかく、優しいグループと意地悪なグループと色分けが ハッキリしていて、分かり易いドラマである。 意地悪グループの代表は、「キャリントン」でエマ・トンプソン と共演し、カンヌ国際映画祭男優賞受賞のジョナサン・プライス。 そして、「高慢と偏見」でもコリン・ファースと共演したアンナ・ チャンセラーなどが憎まれ役を好演。 まるで、現代のシンデレラ・ストーリーの様に、夢の物語が展開 されるのだが、本作品に限って”あり得ない”だとか、”そんな バカな”は禁句で、かぼちゃの馬車に乗ってお城の舞踏会に出る 気分で観なければいけない。 地位よりお金より大事なものは何か?誰でもわかる答えなのに 見失っている大人たちに観てもらいたい心温まるドラマである。

閲覧数508