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タイムライン (2003)

TIMELINE

監督
リチャード・ドナー
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3.42 / 評価:236件

解説

時空間転送装置の事故により、14世紀にとり残された父親を救出するため息子とそのチームが英仏戦争の真っただ中に飛び込む。『ジュラシック・パーク』や「ER緊急救命室」の原作者、マイケル・クライトンの同名ベストセラーの映画化。監督は『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナー。キャストには『ワイルド・スピード』のポール・ウォーカーほか『トゥーム・レイダー』のジェラルド・バトラーら、ハリウッドの新鋭が名を連ねる。過去を変える事で生じるパラドックス現象をチェックするのも楽しみのひとつ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

フランスのドルドーニュにある発掘現場で14世紀の地層からクリス(ポール・ウォーカー)の父親、ジョンストン教授(ビリー・コノリー)の眼鏡と「助けて」と書かれたメモが発見される。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「タイムライン」クライトン原作を冒険アクションにした潔さがいい

マイクル・クライトンのベストセラー小説の映画化には、常に同じ問題がつきまとう。それは、原作の持つ膨大な情報量を、どうやって映像作品に移し換えるかということだ。

クライトンの小説は、文章ならではの利点を生かして、扱っている題材についての広範な知識を、初心者にもわかりやすいように優しくかみ砕きつつ、微に入り細をうがつように記述していく。それを読むことで、読者は知的な興奮を得ることができるのだが、映画はそうはいかない。約2時間という上映時間の制限の中では、観客に対して与えられる文字情報はそんなに多くないからだ。

しかし、今回の「タイムライン」は、原作に描かれていたSF的要素(量子物理における多元宇宙論に基づいた時間旅行)や歴史小説的要素(中世フランス社会の史実に基づいた正確な描写)などの細かい情報をすっぱりと斬りすて、中世にタイムスリップした主人公たちの冒険アクションとしてまとめ直してみせたところが潔くて良い。特に、クライマックスの攻城戦では、映像ならではの大迫力で中世の城攻めの様子を再現、手に汗握るアクションを展開している。

2時間何も考えずに映画を観て、スカッとしたい人にはお勧めの1作だ。(堺三保)

1月17日より、日劇1ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[eiga.com/1月16日]

映画.com(外部リンク)

2004年1月16日 更新

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