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ペイチェック 消された記憶 (2003)

PAYCHECK

監督
ジョン・ウー
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3.18 / 評価:588件

解説

SF小説の巨匠フィリップ・K・ディックの原作を『フェイス/オフ』『M:I-2』のジョン・ウーが映画化。未来の自分から送られた19個のガラクタを元に、消された記憶をたどり、運命を切り開く男の姿をスリリングに描く。主演は先ごろ、ジェニファー・ロペスと別れたばかりのベン・アフレック。彼を助ける聡明で強靱なガールフレンドに『キル・ビル』のユマ・サーマン。カーチェイスや銃撃戦などウーならではのダイナミックな演出が爽快。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

近未来。コンピュータ・エンジニアのマイケル(ベン・アフレック)は短期間で極秘プロジェクトに属しては、その期間の記憶すべてを消し、高収入を得ていた。ある日、彼は親友(アーロン・エッカート)から100億円の報酬と3年分の記憶を抹消する大仕事を頼まれる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「ペイチェック/消された記憶」思わぬ場面でジョン・ウー印の鳩が飛ぶ

 近未来のシアトル、ベン・アフレック扮する主人公は、非合法な研究開発に手を貸すハイテク・エンジニアで、莫大な報酬(ペイチェック)の代償と秘密保持に、その開発期間の記憶を消去されるヤバイ橋を渡っている。そして、今は巨大企業の社主となっている学友からビッグ・プロジェクトを依頼され、一生安楽に暮らせる報酬のために引き受けるが、その結果、彼が失ったのは、3年間の記憶だけではなかった。記憶にない過去の自分は報酬を破棄しており、手元に残されたのは、半端な品々を入れた封筒のみ。わけも分からぬうちにFBIに逮捕され、脱走した途端、今度は企業側から命を狙われるはめに……。

 すべての謎は、消された記憶の中に――というわけで、ウィリアム・アイリッシュの小説的というか、ヒッチコックの映画的というか、身に覚えのない罪で追われる男の謎解きサスペンスを縦軸に、ジョン・ウー監督得意の華麗なアクションの数々が織りなすミステリー活劇。来日記者会見で、監督自身が脚本の近未来的意匠の80%を削ったと語ったように、SF色は薄い。でも、その代わりと言っちゃあナンだけど、思わぬ場面でジョン・ウー印の鳩が飛ぶのが、ご愛嬌。

(高橋良平)

日比谷スカラ座1ほか全国東宝洋画系にて公開中

[eiga.com/3月17日]

映画.com(外部リンク)

2004年3月17日 更新

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