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シービスケット

シービスケット

SEABISCUIT

141

mam********

5.0

シービスケットよ、飛べ!

「シービスケット」それはアメリカ競馬史上、 歴史に名を残す名馬。 時代は20世紀初頭のアメリカ。 1929年、この国を大恐慌が襲う。 チャールズ・ハワーズは 自動車ディーラーとして成功を収めていたが 大恐慌ののち息子を事故で亡くし 妻も出て行った。 レッド・ポラードは大恐慌の影響で住む場所を失くし 父、母と離れて草競馬のジョッキーをしていた。 トム・スミスは一人山に篭り 時代遅れのカウボーイをしていた。 シービスケットは実在の競走馬であり 3人の男と同じように時代に見放された馬だった。 時代に翻弄された3人の男と シービスケットとの出逢いが その時代を生きる人々の希望となり 夢となっていく。 彼らは決して希望を捨てることなく 折られても折られてもしがみついた。 シービスケットは足を折っても奇跡の復活を遂げた。 馬が骨折を経てレースに復帰することは本来不可能。 人間と馬との信頼関係。 いつの時も熱い想いが時代を動かす。  長い不況を追い払ったのは   ダムや道路でなく    橋や公園など公共事業の力でもなかった  それは目に見えない力  一年前は打ちのめされた人々が突然   生きる望みと    失った声を取り戻したのだ   この物語は紛れもない真実の物語。 2人の男が言いました。  -ちょっとのケガで命あるものを殺すことはない- この言葉が心に沁みました。 私は元々馬が大好きで 走っている姿を見るだけで 感動して涙が出てきます。 でもこの映画は馬にたいして興味がない人も その姿に感動を覚えずにはいられないハズ。 時代背景を踏まえつつ鑑賞すると 更に大きな感動に包まれることでしょう。 たくさんの方々に観ていただきたい一本です。

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