作品レビュー(8件)
- kak********
1.0点
1965年にデヴィッド・リーン監督で公開されたアメリカとイタリア合作の「ドクトル・ジバゴ」を、2002年にTV映画としてイギリスがリメイク版を製作したのが本作品である。 物語は、細部に若干の違いこそあれ、オリジナルとほぼ同じような展開になっている。ロシア革命前後の動乱の時代を生きた主人公が信念を貫きながらも本当の愛を求め続けた姿が胸を打つ。 ジバゴ役は、「逃亡者2001」で主演を務めたハンス・マシソン、ラーラ役は「プライドと偏見」を好演のキーラ・ナイトレイ、共演に「デッド・カーム/戦慄の航海」でニコール・キッドマンと共演したサム・ニール、そして「ヒトラー~最後の12日間~」でヒトラーの秘書役を演じたアレクサンドラ・マリア・ララという布陣。 オリジナルが197分という長編に対して、リメイク版は120分なので単純には比較できないが、両方を見た後ではリメイク版はオリジナルの筋書きを駆け足で蹈襲しているような場面の連続で、やや短絡的に感じられる。 ヒロイン役のキーラ・ナイトレイも、TV版なので十分な準備期間もなかったのか、今一つ良さが発揮されていない印象で、期待通りにはならなかったのが残念である。それは他の役者も同じで、早送りのような進行では持ち味が出ないのもやむを得ないところか。 リメイク版の方が原作に忠実という解説もあるが、それが活かされていないと感じるのは、オリジナルが映像で感情を表現する場面が多いのに対し、リメイク版はセリフが説明調になっているからかもしれない。見比べてみれば映画の勉強になるが、オリジナルで感動したなら、リメイク版をパスしても問題はないと思う。
- chi********
5.0点
ロシア革命によって変えられた人生が悲しいです。ロシアの大地の匂いが感じられます。音楽も素晴らしく、音楽を聴いただけで涙が出てきます。
- いやよセブン
3.0点
2002年、イギリスがテレビドラマ化したものでラーラはキーラ・ナイトレイが演じている。 パーシャはラーラと結婚、娘が生まれるが革命運動に身を投じる。 コマロフスキーは事業家だがラーラに惚れこんでおり、金にモノを言わせ愛人にしてしまう。 ジバゴは育ての親の一人娘トーニャと結婚するが、戦地でラーラと再会し愛し合うようになる。 ロシアは王政から二度の革命戦争を経て共産党の独裁国家となる。 ジバゴとラーラは歴史に翻弄されながら、命をかけて愛を貫いていく。
- gag********
2.0点
キーラナイトレイ目当てで観ましたが、たいして面白くなかったです。カットわり(次のシーンへの切り替わり)が下手で違和感を感じました×
- kih********
3.0点
分かり難い映画だった。人間関係が複雑で、どれが誰で、どれと誰がどうなっているのか、どうも分かり難い。おそらく、東洋の島国にすでにある道徳観では馴染みにくいのだろうと思う。 かの国の革命というのはこういうものだったろうとは思っているが、実際に画面にしてもらうと、リアリティーがあって、この点では良く分かった。 男と女のストーリーについては、どうでもいい、面倒くさい、と思ってしまった。 肉食系人種・民族の強さ?だけが印象に残る。とにかく、疲れる映画だ。
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