ほえる犬は噛まない
par********
2.0点
パラサイトを見て、共感できないなあと思いながらも鑑賞。やはり、この世界観は好きになれない。きっと韓国自体があまり好きになれないからなのだろう。思ったことは何でもはっきり言う、すぐ相手にマウンテングしたがる、庶民の品のなさ、ギスギスした感じなど。みんながそうであるわけではないのだろうけれど、このような映画に共感を得る社会ってどんな社会って思ってしまう。 この映画でも、地下とか、そこを棲家にしている人とか、貧富の差や妬み、嫉みなどが題材に選ばれている。 地位や名誉、金が中心の世界なのだろうけれど、その中で、自分の生き方や仕事にいかに価値を見出すかに関心がいくのではなく、いかにしてそれらを手にするかだけが問われる社会。そこに韓国の闇を見る。 オリンピックでも、ずいぶんと文句ばっかり言っていたし、相手を虚仮にするのが国全体で行われているのだとしたら、付き合えないなって思う。 それらをひっくるめて、うまくまとめようとしているのだろうけれど、やはり好きになれない。楽しめない。 日本人の「思いやり」「おもてなし」とは真逆の発想。日本文化を志向する人であれば、相容れないように思えた。
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