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蝿男の呪い (1965)

CURSE OF THE FLY

監督
ドン・シャープ
  • みたいムービー 1
  • みたログ 7

2.00 / 評価:2件

「呪い」となった恐怖

  • むびず_えぬぴー さん
  • 2008年10月2日 17時35分
  • 閲覧数 460
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

 かつて蝿男を生む事故を起こした物質転送装置。
 その恐るべき研究は、ブランドル家の子孫
ヘンリーとその二人の息子へと受け継がれていた。

 狂信的なまでに研究の続行を望む父ヘンリーに対し、
危険を伴う研究の中止を望む兄アルバート。

 そんな二人のはざまで父の研究を手伝うマーティンが 
病院を抜け出した女性、パトリシアと結婚する事から
物語は動き出す。

 一方、パトリシアが入院していた病院からの知らせで
捜査を進めていたロイ警部は、ついに彼らの事を突き止める。

 彼らが、かの「ドランブル」家の人間である事。
 彼ら一族が背負う「呪い」の正体。
 そして
 マーティンがパトリシアとは「重婚」である事・・・。

 いよいよロイ警部からの取調べを受けて身の危険を感じる
へンリーは、屋敷の裏にある「証拠」の隠滅をマーティンに告げる。
 
マーティンは言う
 「ジュディスは?」
ヘンリーは答える
 「それは【元夫】のお前が決めろ」

 そう、彼らの言う「証拠」はまだ生きていたのだ・・・。


 
 初作、続編から少し時間の空いたシリーズ最終作です。

 前2作とは異なり、イギリスでの製作となった為か、
市街地然とした雰囲気は希薄になり、やや印象が異なります。
 
 また本作では蝿男が登場せず、ドランブル家の因縁に
スポットを当てている所も前2作との大きな違いと言えます。

 それらを踏まえて、血族の最終章を描くプロット作りは
好感が持てましたが、幾つかの不満も残りました。
 
 特にマーティンの性格付けと作品の構成は気になる所です。

 前者は、彼の妻達への姿勢に描写不足故の違和感が残り、
また後者は、繋がりの悪い終盤のテンポが残念です。

 特にマーティン最後の言葉に、初作へのオマージュを感じるので、
もっと印象深い終わり方もあった気がしてなおさら残念です。


 詰め込んだ要素の消化不足を感じさせ、
いっそ続編という縛りを無くした方が魅力が生きる、
そんな気がする作品でした。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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