『21グラム』
- アテンザマン さん
- 2018年5月8日 21時49分
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【Amazonプライムビデオにて 13】
『21グラム』 2003年製作 原題:21 Grams
余命1カ月と診断されて心臓移植の提供者を待つポール、夫と娘たちと幸福な生活を営むクリスティーナ、強い信仰心を持つ前科者ジャック。ある事件を契機に、3人の男女の運命が交錯していく。
デビュー作「アモーレス・ペロス」で注目を浴びたメキシコの鬼才イニャリトゥ監督が、名優たちの共演で描く人間ドラマ。ベニチオ・デル・トロとナオミ・ワッツが、それぞれアカデミー賞にノミネート。
監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャスト
ショーン・ペン(ポール)、ナオミ・ワッツ(クリスティーナ)、ベニチオ・デル・トロ(ジャック)、シャルロット・ゲンズブール(マリー)、メリッサ・レオ(マリアンヌ)
製作国 アメリカ 配給 ギャガ・ヒューマックス
ショートカットの連続技で、冒頭から大いに脳を刺激されたが、徐々にほぐれた糸がジグゾーパズルのピースのように整理されてきて、3人を中心に各人各様の人生が、リアルに描き出されていく。
生き方や哲学を感じさせる彼らの言動から、ひたすら、地べたを這うように、泥臭く生き抜く様子が描かれていく。
観終わって、どっと疲れてしまったが、それだけ彼らの生きざまにのめりこんでしまったのだろう。
何か所か、編集の関係で、観づらい箇所もあったが、役者たちの本気の演技が、作品の価値を何倍にも押し上げていて、観ごたえがあった。
詳細評価
イメージワード
- 泣ける
- 悲しい
- 不思議
- 絶望的
- 切ない
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