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イン ザ カット (2003)

IN THE CUT

監督
ジェーン・カンピオン
  • みたいムービー 75
  • みたログ 1,202

2.56 / 評価:224件

強い女性三人が強い意思で世に問うた映画!

  • hoshi595 さん
  • 2019年3月3日 4時35分
  • 閲覧数 1289
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

先ず、意味は分からなくても”意味深”な題名が気になる。
何と語源は”女性性器”とのこと。使われ方はいろいろで、ギャンブラーが、他人のカードを盗み見るときに使う言葉でもあるが、基本的には”人から危害を加えられない安全な場所”となり、語源に戻る。

物語は、女同士の”露骨”な会話から始まるのだが、その前にスタートから流れる音楽はドリス・デイがヒッチコック監督の「知りすぎていた男」で歌った主題歌「ケ・セラ・セラ」だ。明るくリズミカルな歌だったはずが、暗い歌になっている。日本ではペギー葉山がカバーして歌っていた。

その出だしの歌詞は
私の小さい時 ママに聞きました
美しい娘になれるでしょうか
なのだが、そこから問題提議が始まっていたのだから深刻である。

本作品の原作は、スザンナ・ムーアの同名小説で彼女も脚本に参加している。

しかし、原作を越えて強い意思で結びついた三人の女性がいなかったたら実現しなかった映画とも言える。監督は、「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオン、製作は「ピースメーカー」のニコール・キッドマン、そして主演は「戦火の勇気」のメグ・ライアンである。

前置きが長くなったが、ともすればエロチック・サスペンスとか、官能ミステリーなどという言葉で決めつけられそうな内容なので、”その点”だけに目を奪われ女性に敬遠されるのを防げたらと思った次第である。そもそも、主演のメグ・ライアンがヌードを披露したと話題にする事が問題だと言っているのだから。

共演は、「ハッピー・フライト」のマーク・ラファロ、「ヘイトフル・エイト」の女囚人役が強烈な印象のジェニファー・ジェイソン・リー、そしてTVシリーズ「ザ・フォロイング」で主演を務めたケヴィン・ベーコンなど。深いテーマの中で起きる猟奇殺人事件を通して、男と女の複雑な問題を浮き彫りにする異色作。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
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