作品レビュー(144件)
- スーザン
3.0点
眩しく美しい南仏。 スランプ中の作家サラは、出版社の社長の別荘を借りてゆっくり過ごそうとする。 だがそこへ予想外の訪問者があり、彼女の生活は乱されてゆく・・・。 神経質で気難しい作家にシャーロット・ランプリング。 節度を超えるほど奔放なジュリーにリュディヴィーヌ・サニエ。 新旧ミューズの対決が見どころ。 サラのジュリーへの感情や、自分自身の心の変化をシャーロット・ランプリングがじわりじわりと見せてくれる。 彼女のそういう演技はピカイチである。 そして問題のラスト。 社長と話してるシーンで、あれ? で、へ?? すっきりしたオチっぽい結末ではないのでモヤモヤ・・・。 でもまあそういう映画なのだから、と、面倒なので考えるのをやめる。
- b
3.0点
ネタバレずっとつまらないんだが…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mov
3.0点
だっただけ。
- eri********
4.0点
unextで見ました。ずっと気になっていた映画です。フランスの緑豊かな森の中の別荘が舞台で、心地よい夏の日差しや風が葉に当たる音など、何気ない描写が、まるでそこにいるかのような臨場感をもたらします。主人公のシャーロットランプリングは偏屈なオールドミスですが、同時に自分の仕事や生き方に満足し楽しんでいる様子も伝わってきて、見ていて飽きません。映画途中から、ジュリーの若さ、奔放さに触発され内面から変わっていく微妙な変化もさすがです。 物語の謎は、映画の最初の方で、プールのカバーを上げて覗き込んでいる姿を見て、なんとなく分かりました。別荘に行かないと書けなかった物語で、上手くできています。
- nnn********
3.0点
ラストがはっきりしない。 謎が残る。 主人公の作家女性が出版社からフランスの別荘を仕事場に提供してもらい快適に過ごしてると、その家の娘が突然現れ妨害されていく…といった話で食い付きは悪くない。 また女性作家が神経質でヒステリック、なおかつ陰湿ときている。 そこがこれから何かが起こりそうな怖さを助長させていた。 ただサスペンスと言うわりに終盤にならないと物語は動かない。 あと娘のジュリーの裸のシーンが無駄に多い。 そんな中ラストを迎えましたが謎解きが出来ぬままモヤモヤしてしまいました。
- 一人旅
4.0点
フランソワ・オゾン監督作。 南仏の別荘で出逢った女流作家と若い娘の関わりを描いたミステリー。 『まぼろし』、『8人の女たち』のフランスの鬼才:フランソワ・オゾン監督による真夏のミステリー劇で、オゾン映画の常連として知られる名優:シャーロット・ランプリングが南仏の別荘を訪れたヒロインを力演しています。 スランプ中の英国人女流作家:サラが、新作執筆のため訪れた南仏のプール付き別荘で、別荘の所有者である編集者の娘を名乗る若いフランス人女性:ジュリーと出逢い交流を重ねるが、ある時別荘に遊びに来ていたカフェのウェイター:フランクの死体を発見してしまい―というオゾン流ミステリーになっています。 老いと若さの対比が鮮烈であり、陰気&保守的な枯れた中年女のサラに対して若さ溢れるジュリーは開放的&性に奔放な言動を見せつけてきます。ジュリーの若さに嫉妬にも似た負の感情を抱いていたサラは、やがてジュリーに感化されるようにして、“若さ”の象徴でもあるプールで水着姿になって過ごすようになります。サラとジュリー、老いと若さの衝突と融和を陽光煌めく真夏の別荘を舞台に描いていきながら、謎に満ちた幻想的ミステリーへと新展開を迎えていく異色の作劇になっています。 インタビューで「真相は謎のままにした」とオゾン監督が自ら語っているように、観る人によって結末の解釈が自由に分かれる真夏の推理ミステリー。当時57歳のシャーロット・ランプリングと24歳のリュディヴィーヌ・サニエ、新旧女優が魅せるヌード有の演技合戦が見物であります。
- gar********
5.0点
物語と現実の狭間を楽しむ、良くできた作品です。 映画と言う物語の中での物語。 更にはその中の劇中小説で起こる物語。 全てが幻かも知れないし、 一部は現実かも知れない。 でも、そもそも「映画」自体が既に物語ですからね... もうかなり前の劇場公開中に、私は最後の5分で全てがわからなくなり、映画館に5回見に行きました(笑) この作品の仕掛けとからくりにどっぷりとはまり、私はすっかりこの作品のファンになってしまいました。 未だに時折見たくなり、DVDを借りてきます。 こんだけ見るのなら、買った方が安かったかも...と思います(笑) 登場人物は少ないですが、豪華です。 いつかこの町に行ってみたいです。 好みは別れるでしょうが、スイミングプール、私は大好きです。
- p41********
2.0点
ラスト5分の衝撃とか季節だしと思ってようやく観たけど…。マルホランドより難解ではないけど、こういう妄想と現実の区別つけずに後は各自の解釈で~みたいなのスッキリしない。おフランスらしいお洒落な雰囲気と美しい景色などは観ていて飽きない。気になったのがお相手の男性にイケメンが一人もいない!年齢も不釣り合いな上に全く鍛えられていない体に薄毛、小太りなどのおっさんばかり!フランクがマシなだけ。美しい二人のヒロインを際立たせるためにあえてそうしたのか?サラの妄想の限界なのか?一人くらい若いキレイなお顔と肉体の男の子いたらもうひとつ☆なんだけど。
- かぼちゃ
4.0点
この監督はゲイでしたっけ?独特の雰囲気です。(水の中に浮いてるようってのがぴったり)エロさを出しつつも、エロく感じさせないのはさすがです。
- tetsu32
4.0点
ネタバレおん歳57歳
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yam********
5.0点
ここで一句。 涼しいぜ この映画ありゃ クーラー要らねえ (やっぱ要る)
- das********
3.0点
ネタバレ現実と想像
このレビューにはネタバレが含まれています。 - aot********
4.0点
見ている内に、サラとジュリーのキャラクターに魅せられ、ストーリーに引き込まれていく。合わせ鏡が意味深で心に残る。 謎はまだ自分の中で解決はできていない。またそれにバッチリ注意しながら観たい。
- コージ
3.0点
ネタバレラスト5分で頭真っ白
このレビューにはネタバレが含まれています。 - miru
4.0点
ネタバレ作家の頭の中
このレビューにはネタバレが含まれています。 - Hiro
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kei********
5.0点
ネタバレハマります
このレビューにはネタバレが含まれています。 - なつ
5.0点
わたしがサスペンスが好きになったきっかけの映画です! これはサスペンスかはわかりませんが。。。 すごく久しぶりに観てやっぱり好きだったので記念にレビュー★
- kan********
2.0点
ネタバレうーん………。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - chi********
3.0点
監督自身が明確な結末を用意していない作品らしいので、まともに解釈しようとするとストレスになるかも。雰囲気を味わう映画と思えばそれなりに味があります。 人気の少ない南フランスの田舎の村の情景は、いつも黄昏色で寂し気。自由奔放な娘という設定のジュリは、親の愛情への飢えを次から次へと男性と関係することで満たそうとしているだけの、精神的にはピュアな少女のように見えました。 シャーロット・ランプリングが観たくて借りた映画なのに、見始めたらヒロインよりこのジュリの愛らしさに引き込まれました。 静かに流れる不安を煽るような音楽も効果的です。