良き映画です
- jer***** さん
- 2019年8月25日 22時47分
- 閲覧数 1581
- 役立ち度 1
- 総合評価
さんまさんがとても良かった
関西人ならではの、ボケながらも人想いな性格が物語の全面に出ていて、かなりリアルです
さんまさんだからこそより引き締まった物語になったと感じます
沢山泣いてしまう場面はあるのですが、一番考えさせられたところは
さんまさんが隊長と二人で隠れながら「朝起きる度に、戦争が終わってへんかなぁーって思うんですよ」って言う台詞。
今は自分自身が平和ボケしていて
今という時代に生きれることがいかに幸せなことなのか。ハッとなりました。
恥ずかしくなりました。
戦争の恐ろしさを伝えている作品でもあるけれど
毎日生きれることが当たり前ではないこと、家族みんなといれることがどれほど幸せかを改めて感じさせてくれる物語でした。
ラストはさんまさんや、子供ののぼる達みんな亡くなってしまい悲しい終わり方で
戦争に対して怒りしかなくなります。
さんまさんは自分が殺されるかもしれないのを分かっても
上官に逆らった
勿論ハッピーエンドとはならず後味は非常に悪いのだけれど、なぜか激しい嫌悪感は残させず、心に温かな何かも残ります。。
ラストまで、さんまさん演じるひょうきんな父親役が上手く人の温かさを感じさせるからだと思う
他の方のレビューでは本当の戦争はもっと酷い というものがあり、仰る通りだと思います。ですがその一方で
お子様からでも非常に見易いドラマになっているので
「戦争は絶対してはいけない」ということを改めて感じさせてくれます。
日本人なら一度は観るべきと思います。
私もこれから歴史をもっと学んでいかなければならないと感じた。
詳細評価
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