違和感はあるが
- gir***** さん
- 2019年1月13日 0時14分
- 閲覧数 1660
- 役立ち度 0
- 総合評価
オープニングが素敵。一瞬で引き付ける。でも、エロチックさは全体的に抑制された描き方で、この映画の場合それでいいのだと思う。だから別れが少し切ない。
エンディングの首都高も良い。空いてる首都高って走っていて気持ちいい。
そのあとのエンドロールは最後になんと「風をあつめて」が流れる。
ボブがカラオケで「難しいんだけど」と断って歌う「モア・ザン・ディス」もなかなか良い。いろんなところ、いいなあと思うけど、なんかいかにも、という感じもして、つまらないとも思うのだ。
もう21世紀に入っているのに、日本の描き方がちょっと古くないか?
まあ、日本に一時的に滞在する外国人から見ればこういうことになるのか。
細部がそれなりに面白く、惹きつける力はある。
プライベートというより、業界の、プロで付き合う人たち、あるいは接待の人たちが馬鹿みたいに見える。ちょっと戯画化していて、どうなんだろう。東京はあくまで背景として描かれる。街が息づいている感じはしない。ごちゃごちゃしたアジア映画の方がはるかに活気がある。
詳細評価
イメージワード
- 切ない
- セクシー
このレビューは役に立ちましたか?