孤独の中で感じる心地よい距離
- tai***** さん
- 2020年10月9日 23時41分
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- 総合評価
まず日本語が分かる時点で監督の演出意図の7割くらい汲み取れていないかもしれません。ただその作為的な仕掛け(異国での孤独感)が分からないおかげで、登場人物が抱えている他の悩みがより深く感じられた気がします。
お互い家庭やパートナーなど大切にしなくてはならない対象がいる中で感じてしまう孤独がある。その辛さを舐め合うという訳ではなくて、いったん横に置いて軽やかに今を楽しむ二人の描き方が本当に素敵だった。
二人には帰る場所があるからこそ、二度訪れない青春の日々のような貴重な時間を過ごしていて、そこを覗き見てる感覚。
最後、彼女に何て言ったんだろう?
久しぶりに映画館で見られて至福な時間でした。最高です。
日本の描き方に怒っている方がいますが、映画なんだから大げさに描いて当然だし、
自分はそんな不快に感じませんでした。
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