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ロスト・イン・トランスレーション (2003)

LOST IN TRANSLATION

監督
ソフィア・コッポラ
  • みたいムービー 486
  • みたログ 3,841

3.29 / 評価:974件

独創性あり

  • kin***** さん
  • 2020年10月12日 10時21分
  • 閲覧数 287
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

全編東京が舞台(ほんのわずか京都あり)。外国人の目から見た不思議の国ニッポンの風景が捉えられていて、興味深いです。
 映画スター(ボブ)と女の子(シャーロット)が都会で出会うという設定から、「ローマの休日」的なロマンチックなお伽話が展開するのかと思ったら、それはなく、淡々と東京での日々が描かれます。

 夜景が見えるホテルのレストランシーンが、歌手は変わるけど結構多くてそれなりに長く、また、ボブがシャーロットと日本の友人たちとカラオケしたりして遊ぶシーンも、長い割には内容がない、そんな描写が続くところは退屈。
 しかし、この淡々とした長さがないと、二人がベッドでしみじみ、人生や家族や子供について語るシーンが空回りしていたでしょう。

 シャーロットが一人京都に行き、寺の境内で相合い傘の新郎新婦とすれ違う、ストーリーには何の変化も与えないけれど、彼女の心情が不思議と伝わる美しさがあります。
 ラスト、タクシーの中からボブが見かける後ろ姿、実は人違いかと見せる演出なのに、やっぱりシャーロット。二人は抱き合い、通俗的な展開なら絶対あるはずの肉体的関係は無く、偶然異国で出会った悩みを抱える者同士の連帯だけがあるという、お洒落な終わり方です。

 明快に理詰で語らず、うまく説明できないけど “分かる” そんな映画です。この繊細さがソフィア・コッポラの才能なのでしょう。トップカットはパンティから透け見えるスカーレット・ヨハンソンのお尻。他の監督じゃとても出来ません。目の保養になりました。万一吹き替えだったら金返せ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 不思議
  • 切ない
  • セクシー
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