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ピーター・パン
2004年4月17日公開

ピーター・パン

PETER PAN

1132004年4月17日公開

kak********

2.0

「ファースト・キス」を夢見る少女の物語!

2004年は「ピーター・パン初演100周年」に当たる。その100周年記念に製作されたのが実写版「ピーター・パン」である。「ピーター・パン」で有名なのは1953年製作のディズニーの長編アニメ。大人向けでは2004年製作で、ジョニー・デップとケイト・ウィンスレットの「ネバーランド」がある。 原作は、ジェイムス・マシュー・バリーの戯曲「ピーター・パンあるいは大人になりたがらない少年」だ。彼が創造した少年は13歳から永遠に年を取らないし空を飛ぶことが出来る。そこで、いかに実写版とはいえ空を飛ぶことは出来ないのでワイヤーアクションやCGによる撮影を駆使することになるのだが・・・ 本来ならここで監督や主演を紹介するが、本作品の主役は新人に近い若い男女だし、監督のP・J・ホーガンも「ベスト・フレンズ・ウェディング」でハリウッドデビューしキャリアが浅い。だからなのか役を演じているものの感情移入出来ていない。まるで魂の入っていない人形劇を観ているような気がした。 その中で唯一心がこもった演技を披露していたのがオリヴィア・ウィリアムズだ。「ポストマン」でケビン・コスナーと共演、「シックス・センス」でブルース・ウィリスと共演、そして「ビロウ」でマシュー・デイビスと共演など、存在感ある演技は印象に残る。ここでも子供たちへの眼差しに心がこもっている。 結論から言えば、定番の海賊やワニ、妖精などが出てくるものの盛り上がりに欠け、ピーター・パンより相手役を務めるウェンディが少女から大人の女へ成長する前の心情にスポットが当てられている。12歳までに性教育を家庭でする欧米スタイルが前提にあるにしても、もっと美しい夢を見せて欲しい気もした。

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