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ビッグ・フィッシュ
2004年5月15日公開

ビッグ・フィッシュ

BIG FISH

1252004年5月15日公開

みなみ

5.0

ネタバレバートン作品で一番好きです

映画館で見て、涙が止まらなくなり、しゃくりあげながら、トイレに駆け込んだ作品。ブルーレイで再鑑賞しました。 真面目な息子ウィルは、ホラ話をする父親エドワードを理解できない。 これはわかる。私も真面目な性格だから主人公に共感した。 でもこういう人は必要なのだ。人当たりがよくて、場をなごませる人。 ガンで死が近い父。最後のチャンスだと思い、息子は父を理解しようとする。調べていくうちに、ホラ話が全くウソではないことがわかっていく。 幼い頃留守がちだった父は「浮気をしていたのでは?」と疑っていた息子が 調べてたどりついたのが、スペクターの町の町長の娘の家。 ヘレナ・ボナム・カーターが演じるが、子役の時とかなりのギャップを感じる。 (かわいかった面影無し) 彼女は家を修理してくれたエドワードに、想いを伝えようとするが、拒否されたという。 その話をウィルに伝えるときの彼女の台詞、 「彼にとっては女は2種類。愛する人と、それ以外の人。」には、じんときた。 なんて素敵なんでしょう。 ラスト、自分の最後の話が聞きたいと言う父に、ウィルが一生懸命ストーリーを考える。 このシーンは涙が止まらない。 聞き終わって満足する父・・・2人は理解しあったのだ。 父の葬儀に、たくさんの人々が訪れる。 サーカスの団長は狼男ではないし、双子の姉妹の胴はつながっていないけれど、確かにいた。物語は本当だったのだ! ウィルは息子にこの話を語り、息子はまたその子に語り… 語り伝えられていくのでしょうね。 ドラマとしてもすばらしいですが、父親の話す奇想天外なホラ話の部分の映像も、とても魅力的な作品です。 冒頭の霧のかかった湖で、父がビッグフィッシュと格闘するシーン、美しさにため息が出そうです。 幻の町・スペクターで蛍が飛ぶシーン、夜のダンスパーティー、夢のようなカーニバルも美しい。中国の腹話術のシーンはすごいインパクト。 そして、時が止まるシーンも…印象的なシーンは数え切れないほどです。 そうそう、サーカスの弁護士さん(小さい人)は 「チャリチョコ」のウンパ・ルンパ役の人がやっていたんですね! ティム・バートン監督の映画は常連さんが多いです。 ティム・バートンの描く世界が好きではない人には、 ホラ話部分の映像がちょっと長く感じてしまうかもしれませんが、 私は大好きな作品です。

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