ここから本文です

アメリカン・スプレンダー (2003)

AMERICAN SPLENDOR

監督
シャリ・スプリンガー・バーマン
ロバート・プルチーニ
  • みたいムービー 59
  • みたログ 296

3.57 / 評価:56件

冴えないオヤジが、アメコミの主人公。

  • CONRAD さん
  • 2011年7月9日 20時29分
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

いやぁ~、マーベルの勢いが衰えませんね。
マーベル作品の映画を「スパイダーマン」、「ファンタスティック・フォー」、「マイティ・ソー」と観賞、DCコミック作品の映画を「スーパーマン」、「バッドマン」、「キャットウーマン」、「コンスタンティン」と観ていますが、今のところ僕の評価では、マーベルもDCコミックも大差なく五分五分でしょうかねぇ~。
もちろんどれもこれも、どの監督に映画化を依頼するか、誰をキャスティングするかが重要な鍵になってくるのでしょうけども。


世間ではマーベルの勢いが強い中、DCコミック原作の映画で、今日は秀作を見つけてきちゃいました。
その映画はこれ「アメリカン・スプレンダー」(2003)です。
冴えないオヤジ、ハーヴィー・ピーカーが、自分の周りで起こる本当の現実を文章化。
「本当の現実」
些細な日常の出来事こそ、客観的にコミック化すると、異常に多くの人を惹きつける何かがあるのでしょうね。
あなたの辛いと感じている人生も、客観的に観てしまえば、面白おかしい出来事の詰め合わせかもしれません。



主人公の周りには、ラッキーにも変わった人ばかり。



じゃなくて。
人なんて、みんな本当に変わっているんですよ。
妄想型人格障害、強迫神経症、うつ、自閉症などをユーモラスに描いていますが、精神疾患なんて、ただレッテル(診断名)を貼っただけのことなんです。
多くの人は精神科に行ったことがないから、レッテルを貼られていないだけのことなんです。
歳をとるたびに、
変わった人だとか、
胡散臭い人、
頑固な人、
そういう人が、魅力的に思えて仕方なくなってきました。


若い頃は嫌だったなあ。
なんでみんなもっとスマートに生きないんだろうって、憤慨してた。
世界に対して怒ってた。
ひとりで怒ってる気がしてた。
みんなが、もっと誠実で、思いやりがあって、そうなればいいのにって。

けど自分もだんだん身勝手になっていって。
自分はもう、他の誰とも画一的ではいたくない。
このコミックの主人公の“冴えないオヤジ”が、
まるで自分のように見えてきて仕方がなくって、しょうがなくって・・・



なんか、ジーンとする、いい映画でした。



THE CINEMA

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ