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ニュースの天才 (2003)

SHATTERED GLASS

監督
ビリー・レイ
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3.22 / 評価:421件

邦題も ネーミングの天災

原題<SHATTERED GLASS>
邦題「ニュースの天才」USA

<砕けたガラス>
STEPHEN GLASSが実名で彼が砕けたとも取れるし
ガラスを<硬いけど壊れやすいもの>とも信用事実や
抽象的なものが壊れたとも解釈可能


01最年少ライター
02編集会議
03人一倍の気配り
04ボス
05編集長交代
06ハッカー天国
07釈明
08捏造疑惑
09電話会議
10嘘の為の嘘
11弁護
12解雇通告
13世に出した責任
14捏造の事実

視聴者観客は演出で騙される(実は・・・でしたという流れ)
嘘の記事で購読者が騙される事と重なる、メディア映像記事を
そのまま信じるなよという示唆にもなってる。

25歳 何ゆえの捏造記事が書かれたのか?
防げなかったのか?
1998年 THE NEW REPUBLIC MAGAZIN
27/41 65.6%の捏造創作記事半分以上が嘘
フォーブスオンラインが特オチで怒りその担当者が調べて発覚。

誤報数値の間違い程度ではない道を踏み外し転落していく
正確な描写が重要で細かい創作はあるが基本的に事実に忠実に
弁護にならないが 明るい気配りの出来る好人物だった
(人の好みを把握してるとか褒め言葉をかけるとか飲み物を持ってくるとか)
周囲の人達も悪い 需要と供給 誰もが期待 裏取りをしてない
ファクトチェックをしてない悪い事に
校正記者も経験したのですり抜ける
技も取得していた

映画化する場合でも例えば性別を入れ替えるとか
名前を変更するとか会社名を伏せるとか様々な配慮
(クレーム裁判対策、人権や危険な為)をする場合もあるが
この作品では実名そのままで匿名でもなくほぼ事実に沿ってる
その意味では汚点を残したこの雑誌社も立派だ、
再発を防ぐ為とかそういう姿勢からネガティブな話題でも
積極公開する事が<無い事もない>のが
アメリカだ(最近は例外中の例外となってるが)
日本だと寧ろ被害者批判だからな・・・


この事件も発覚のきっかけとなった 
<インチキハッカー記事>の前に既にインチキの兆候は
有ったのにそれを追及せずに結果的に大事件に発展した事は
危機管理という視点で見れば失敗の法則が完璧に当てはまる。
(雰囲気 空気という日本的なネガティブ要素があったのも皮肉)
スティーブンが1番悪いし同僚は
気付かなかったが発覚後に彼が殆ど反省してない
嘘に嘘を重ねて更に深い墓穴を掘っていく様子は
それから20年後のある国の国会で展開されてる
麺類問題に通ずる事があり予見していたか?
不祥事が起こる組織というのは共通する風土と構成要素がある、
そういった条件を揃えておいて
トップの問題だとかスキャンダルが起こらない方が奇跡。
(事故が発生する企業、欠陥品を製造する企業に似た要素があるのと同じ)


田舎で上流階級層出身 医者か弁護士になるのが当然という
家庭でジャーナリストになるのが親不孝という親だから
見返そうとしたのもあるらしい、理由にも為らないけど。
小心者で相手に「怒ってる?」と何度も聞く気弱な面はある
注目される事が重要 有名なスター記者になって
大成功したい 


この当時のPCとか出てきて HPとか相当古いのが
分かる。

税収納担当局 納税とかアメリカは公的記録から調べる事が可能
(医師資格保有者だとか膨大な公的資料が見れる)
つまり公的文書記録の改竄はA新聞の陰謀レベルではなく
微々たる問題ではない、危機を煽る論理のすりかえは
逆に問題の矮小化に加担するだけ。


嘘がばれる過程→
ジューク社のウェブサイト 巨大企業なのにアドレスがAOL
名詞が手作り小手先過ぎる偽装(バレバレ)
登場人物は全員ボイスメール(留守電)
メールアドレスはエラー

発覚してからは逆ギレ
部下を庇わなかった前の編集長は部下を庇ったのに
あなたは庇わなかった、編集長は雑誌を守るのが役目と言った

僕は悪くないボロボロだ悪気は無かった
プレッシャー パニック

捏造 創作を認めてからも退職を拒む 
オーナー?も発覚して穏便な処分 停職で済ませようとする
(重大性に気付いてない)
退職させたら不満を持った同僚が辞職する事を恐れた
同僚も編集長を悪者にして庇った



実在する人物だと嘘を認めない
弟に電話で実在する人物を演じさせた

記事を面白くするためにちょっと嘘を書き込んだのがきっかけ
周囲の期待が快感になった
架空の人物をでっち上げ
読者が喜ぶ記事 
読者に責任転嫁もしてる 
フィックションだから関係者が存在しないクレームも来ない
偽物の情報源を創作した

最後の最後は編集長が訂正と謝罪を記者の連名で
掲載する事で僅かながらも信用を取り戻す為の
行動をした(弁解の余地はないが再発防止とそれが
唯一彼らが出来る事)

マイケル(前編集長)は転職先の従軍報道イラク作戦中に死亡
スティーブンはロースクール卒業
チャックはワシントンポスト紙

ニューリパブリックは廃刊は免れた

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
  • 知的
  • 切ない
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