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ニュースの天才 (2003)

SHATTERED GLASS

監督
ビリー・レイ
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3.21 / 評価:411件

解説

アメリカで実際に起きた、権威ある“THE NEW REPUBLIC”誌の記者によるねつ造事件を本作が長編デビューとなるビリー・レイ監督が映画化。一人の記者の成功と転落をリアルに描く。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のヘイデン・クリステンセンが優等生の若者を熱演。『ブラウン・バニー』のクロエ・セヴィニーらと共に瑞々しい演技を見せる。米国のジャーナリズムの暗部に斬り込んだ見応えある意欲作。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

“THE NEW REPUBLIC”誌編集部で最年少のスティーブン(ヘイデン・クリステンセン)は次々と特ダネを発表。だがある日編集長のチャック(ピーター・サースガード)は彼の書いた記事に疑問を感じ始める。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「ニュースの天才」ヘイデン・クリステンセンの好演が光る

 アメリカの権威ある時事雑誌でスクープ記事を連発し、一躍時代の寵児となった若きジャーナリスト、スティーブン・グラス。しかし、彼の書いた記事の大半は捏造だった……。

 98年に実際に起きた事件を忠実に再現した本作は、じつに味わい深い。彼が過ちを犯した理由ではなく、記事の信憑性を怪しまれたとき、いかにごまかそうとして心を崩壊させていったかに焦点を当てているのだ。同情を誘って同僚たちを味方に付け、言葉巧みに危機を乗り切ろうとするグラス。対する編集長は、事の重大さに苦悩しつつも、ひとり冷静に彼の嘘を暴いていく。この対決は息詰まるサスペンスであると同時に優れた企業ドラマでもあり、編集長がジャーナリストの信念に基づいて行う事後処理には感動する覚える。

 それにしても、グラスに扮したヘイデン・クリステンセンの好演が光る。グラスは、日頃からさりげない気遣いを怠らず、同僚たちの心をつかみ、才能あふれる理想の好青年に成り切ってしまう。自分の能力と使命を盲信して心のダークサイドに落ちたその姿は、彼が演じている「スター・ウォーズ」のアナキンを彷彿とさせ、いやがうえにも来夏公開の「エピソード3」を期待させる。(山口直樹)

11月27日より、VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズにて、

12月4日より、全国TOHO CINEMASにてロードショー

[eiga.com/12月3日]

映画.com(外部リンク)

2004年12月3日 更新

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