2004年10月30日公開

笑の大学

1212004年10月30日公開
笑の大学
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

昭和15年、演劇は規制され台本は検閲にかけられていた。ある日警視庁の取り調べ室で検閲官・向坂睦男(役所広司)は 劇団・笑の大学・座付作家・椿一(稲垣吾郎)を取り調べようとしていた……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(215件)

笑える25.0%コミカル16.5%楽しい14.4%切ない12.2%泣ける11.2%

  • ゆさ

    5.0

    いいよね

    モデルがいらっしゃるってのも ご本人は戦死されてます。 時代を感じる ラストはぶっちぎった感はあるけど ただの笑いではない

  • たーちゃん

    5.0

    お国のために死んではいけない。

    とても良く出来た会話劇です。原作の三谷幸喜さんの天才ぶりがうかがえます。幸運な事に演劇での西村雅彦さんと近藤芳正さんの舞台を拝見していたので、ストーリーは知っていての鑑賞です。 今回もこの検閲官の向坂睦男を役所広司さん、劇団「笑いの大学」の座付き作家を稲垣吾郎さんととても魅力的な演者を配役していて魅力的ではあるのですが、残念ながら演劇のライブ感には勝てなかったというのが感想です。 映画で良かったのは美術です。ポスターや看板やのぼりなどはとてもきちんと時代考証がされていて、何気ないカットではなくじっくりと拝見したいなと思う位、きちんと表現されていました。それは良いのですが、中心は当然取調室の中での検閲官と作家の対決が主です。 残念ながら映画的なスケールは感じられませんでした。 それよりもこの会話劇の凄さです。 全く演劇などに興味のない向坂。 「検閲なんて制度は必要がないと思っています。一切禁止してしまえばいいんだ。国民が一丸となってこの難局を乗り越えて行かなければいけないこの時期に、何が喜劇ですか!浮かれている場合ではないはずだ!」 この会話の後に作家の椿が今川焼の差し入れをしたエピソードを入れる事で、コメディタッチを入れています。この緩急は素晴らしいです。 台本に赤い紙を挟んで検閲箇所を入れるのですが、全く紙を挟んでいない台本を椿は「問題がないのですか?」と言いますが、向坂は「逆だ!ほとんどが禁止事項なので、挟むのを止めた」と言います。 そこからタイトルのつけ方、設定が海外であること。 また脚本自体が面白さが伝わらないと言っていきます。 向坂は言います。「このままでは上演許可は出せない。という事は直せばまだ芽があるという事ではないですか。注文は2つ。設定を日本に置き換える事。そして登場人物を全部日本人にする。期限は明日まで」 翌日に書き換えて来る椿。 「ロミオとジュリエット」から金色夜叉の「寛一お宮」に書き換えてくる椿です。 それによって喜劇としてより面白くなったといいます。 次にどこかに「お国のため」というセリフを入れてください。と注文を入れます。 そんなセリフを入れたら芝居が変わってしまうという椿ですが、上演許可が出せないという向坂です。 次の日に書き換えて来る椿です。 3日目に書き換えてきますが、「おくに」という女性のためにという意味にしてしまう椿です。 描き方が雑である。人間がきちんとかかれていないとダメを出す向坂です。 4日目のダメは寛一とお宮に接吻シーンをさせるなという向坂です。 それを椿は二人が抱き合うごとに邪魔が入ってさせないようにするホンにしてきます。そのほうが喜劇としては面白いのだと。 5日目は警官役を出して欲しいといいます。 唐突に出演する事にダメを出し、泥棒を追いかけてくる設定をアイディアを出します。必然性も生まれ、もっと芝居的にも面白くなっていきます。 ここで実際に声を出して演じてみる向坂と椿のやりとりがコメディに思えてきます。そこでやっていくうちに向坂からいいセリフがどんどん生まれ、喜劇性が増してきます。 このやりとりはプロデューサーと脚本家とのやりとりのようでした。 6日目にはベテラン喜劇俳優のギャグのパターンの演技にダメを出す向坂です。 そのギャグをダメを出します。そこを指摘する向坂です。 椿はその馴れ合いをさとします。 これは大物コメディアンに何も言えなくなった局の体制を批判しているようでした。 人を笑わせることがそんなに大事に事だろうか。 上演許可を出さないようにしてきた向坂の注文を見事にこなしてきた椿との間に友情のようなものが生まれます。 椿は言います。どうして喜劇をしてはいけないのですか?人を笑わせてはいけないのですか? どんな注文を出されても直そうと思ったのです。 それが権力に対する僕なりの闘いだったのです。 その言葉を受けて向坂は最終的に「一切の笑いの要素」を外すように注文します。 「笑いのない喜劇など書けるわけがない」 「笑いのない喜劇。面白いじゃないですか」向坂の挑戦を受ける椿です。 7日目。笑えない喜劇を書きなおした台本を読んだ向坂は一番面白いといいます。これでは上演許可は出せないというとすぐに去ろうとする椿です。椿に赤紙が来ていて、上演する時にはもう浅草にいないので、もう良いと言います。この台本を上演する事を逆に熱望する向坂です。 「お国のために死んできますよ」 「帰ってこい。この台本は私が預かる。いつの日かこの台本を上演するために帰ってきなさい」 最後に向坂が椿に言います。 「お国のために死んではいけない。死んでいいのはお肉のためだけだ」 ものすごい反戦作品だと思います。この戦争で何人もの才能が失われていったでしょう。 この限られた空間と二人の知恵の出し合いを見事に三谷さんが描いていると思います。 傑作です。

  • bat********

    3.0

    ネタバレ2人の掛け合いが最高で爽やかな反戦喜劇

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hrh********

    3.0

    ユニークな作品

    吾郎ちゃんにこの役は荷が重かったような気がする。 雰囲気は合ってると思うけれど、もっと面白く演じられる方が他にいそう。 あと、映画館でこれを観たいかは微妙なところ。 家で観る分にはかなり楽しめた。

  • wys********

    4.0

    久しぶり

    さすが三谷幸喜。出演者は役所広司と稲垣吾郎、ほぼこの二人。最後にホロリと泣かせるなんて。劇場で見た以来、十数年ぶりにTVで鑑賞しました。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
笑の大学

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日