あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
- kak********
4.0点
原作者は、ユーゴ・プラットでイタリアの作家である。 全16巻の本格的な冒険コミックはフランスで大ヒットし 世界へ羽ばたく事となった。 監督のパスカル・モレリは、そのユーゴ・プラットの 大ファンだから、熱の入れようが尋常ではない。 物語は、予想を外して1919年の香港から始まる。 イタリアの作家、フランスで大ヒットと言うから 舞台はヨーロッパかと思えば、何と中国からシベリアへ と広がっている。 主役のコルト・マルテーズは元イギリス海兵隊員で、 世界を旅する冒険家。相棒とも敵役とも言えるのが ロシアの脱走兵ラス・プーチンで世界中で指名手配中。 そして、皇帝の財宝を守る女公爵マリーナ・セミノワや 中国の秘密結社”レッド・ランタン”のシャンハイ・リー という魅力的な女性キャラクターも物語を盛り上げている。 こうした冒険コミックが完成した背景として、原作者自身が 世界中を旅した冒険家だった事と無縁ではない。 主人公は、旅の先々で内紛に巻き込まれ命がけの冒険を 続けるのだが、それが所謂『007』や『ルパン三世』 の様な”無国籍アクション”を生みだし人気となった様だ。 キャラクターの魅力に加え、映画化された本作品では、 中国の美しい風景が綿密に描かれ、原作者が中国を旅した 時の驚きが伝わって来る様だ。 冒険中のほのかな恋心も、さりげなく織り込まれ、 男らしさと女らしさの融合がドラマに厚みを加えている。 正に、上品なアニメであり、大人が堂々と楽しめる作品 である。本作品が”芸術作品”と評されるのも納得の 完成度の高いアニメ超大作と言える。
- yor********
5.0点
なぜか、『じぶり』のDNAを感じさせる 作品でした・・・Σ(〃▽〃) あはぁ♪ 戦争では、比較的に女性が一方的な被害者 として表見的に想えるのですが、この作品を 見ている限り、男達を操っているのが女性で あったなどと言う部分もある・・・w 主人公の外見が奇妙だけど、他の人だと、 外見が、ちゃんとしている点が不思議! 歴史上人物であるRasputin(らすぷーちん) までもが登場する、面白い作品になっている。 あと、『火の明かり』がAnimationなのに、 温かさを感じる・・・(-ω☆)きらぁ~ん♪
- min********
4.0点
煙草の煙、燃え上がる炎から出る煙、煙のアニメが秀逸なのがすごく印象に残っています。ストーリーは特別どうこうということはなくて、コルトファンが登場キャラを楽しむための映画みたい。子どもの頃から愛読していたというヨーロッパ人と一緒に見たのでノリノリで見れました。日本ではあまり知られていないけれど欧州では結構ポピュラーなマンガなんだそうで、タイの島にもその名を冠したリゾートがありました。
スタッフ・キャスト
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