穴/HOLES
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2.0点
ネタバレ原作と比べて
小説がとても面白かったので映画も観たのですが、小説の展開の面白さに頼り切って作られた感じがしてなりません。 小説では主人公の心情に心打たれたのですが、映画では表に見える行動しか描写していなくて、今主人公がどんな気持ちなのかというのにほぼ触れていないところがつまらなかった。ゼロとのやり取りもやけにあっさりしていた。終盤の山の場面では小説だと本当に生きるために必死で水の染みた泥を浴びて喉に土が張り付くといった限界を超えた描写があるのに対し、映画では結構元気そうだったのも残念。 序盤は盛り上がるシーンがあまりないので前後編の仕様にはできなかったのだと思う。映画1本分の時間にこの話をしっかりおさめるのが厳しかったから細かい描写もできなかったのかもね…。
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