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キング・アーサー (2004)

KING ARTHUR

監督
アントワーン・フークア
  • みたいムービー 80
  • みたログ 1,705

3.25 / 評価:297件

改宗という名の強迫・強制・強要

  • 百兵映 さん
  • 2016年7月7日 13時58分
  • 閲覧数 1174
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 解説によれば「アーサー王と円卓の騎士達」の新説版らしい。元を知らない場合には、定説との違いなど関係なく気楽に観られる。ついでに? 歴史のお勉強にもなる。

 お勉強に……というのは、多民族・多部族・多神教のヨーロッパが、キリスト教一色のローマ帝国に収斂されているプロセスが分かるということ。改宗という名の強迫・強制・強要。当然無理が生じる。本来の宗旨がどうであるかというより、政治的、強権的、武力行使による(早い話が)帝国拡大の歴史なのだ。本作は、ローマ帝国史の一断面としてみると、アーサー王はどうでもいい。多部族・多神教対ローマキリスト教の闘争だ。そこにおける騎士・knightが英雄として描かれている。

 やたら出てくる「多」部族に、遠い東洋の島国から見ると実にややこしい話だが、解説によると、この「サクソン王の設定は、今日のイングランド王家の始祖とも言える、初代ウェセックス王、セルディックである」(Wikipedia)ということだから、ご当地の人々には真剣な「新説」なのかもしれない。

 ともあれ、宗教(教団・教会(界))が国の権力に座るのは宜しくない。

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