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キング・アーサー (2004)

KING ARTHUR

監督
アントワーン・フークア
  • みたいムービー 80
  • みたログ 1,708

3.25 / 評価:300件

解説

有名な伝説「アーサー王と円卓の騎士」をスペクタクル感あふれる映像で描く歴史アドベンチャー大作。アーサー王を『すべては愛のために』のクライヴ・オーウェンが演じ、やがて王妃となるグイナヴィアに『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイが扮し見事な矢さばきを見せる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ローマ帝国の崩壊で混乱するブリテン島。この混迷を極める戦乱の世に平和をもたらすべく、一人の男が立ち上がった。彼の名はアーサー(クライヴ・オーウェン)。勇敢な騎士たちを従え、宝剣エクスカリバーを手に、民衆を守るため戦いに挑む。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2004 TOUCHSTONE PICTURES AND JERRY BRUCKHEIMER, INC
(C) 2004 TOUCHSTONE PICTURES AND JERRY BRUCKHEIMER, INC

「キング・アーサー」ブラッカイマーに深みのある歴史ドラマは無理なのか?

 世紀末あたりから続く、神話や史劇ブームの真打ちを目指して史上最大の伝説に手を染めたわけだろう、お祭り男ブラッカイマーとしては。ファンタジー色を配し、イングランド伝説らしく英国俳優で固め、ヒーロー誕生までをリアルに描き出そうという戦略はいい。まるで過去の自作を否定するかのように、騎士たちは内省的だし、自由を奪われた庶民をないがしろにしない「グラディエーター」の脚本家による視点や、絶望的な時代の苦悩を描こうという志も、徹底的に汚した衣裳とメイク(キーラ・ナイトレイの土着ゲリラ姿!)もOKだ。

 敗因は、ポスト=マイケル・ベイともいえるアントワン・フークアの起用。快楽的映像を禁じ手にしたのか、せっかくの巨大セットを前に画の魅力が乏しすぎる。彼にとってドラマ描写とは、バストショットやアップを多用してセリフを延々と言わせることなのか。そして肝心の決戦場面では、ハリウッド的バトルが中途半端に顔を出す演出的アンバランス。所詮、このコンビで深みのある歴史ドラマに挑むことに無理があったのでは、というそしりを免れないビデオストレート作品並みの出来になってしまった。「パール・ハーバー」の戦犯を本国では問われなかったが、西洋が誇るこの物語での敗北は、ブラッカイマーにとって大きな痛手になるのではないか。 (清水節)

丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にて公開中

[eiga.com/8月27日]

映画.com(外部リンク)

2004年8月27日 更新

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